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Aも島の人達と一緒に港に行くとどういう訳かシャンクスと女の子が降りて来た。
『？誰？』
Aはその様子を見ながら首を傾げた。
その後ろに居たベックがシャンクスの肩を叩きAを指差した。
シャンクスは女の子の手は離してAの方にゆっくり船から降りて来た。
「Aお帰り。どうだった？故郷は。」
『どうもこうも無かったわ。ちょっと驚いた事もあったけど問題は無かったわ。それより……』
Aはシャンクスの後を追い掛ける様に降りて来た女の子を見た。
「あぁ、彼奴はAが船を離れている時に立ち寄った島の子で人攫いに追われてる所を俺達が助けて次の島まで船に乗せてたんだ。」
『ふ〜ん。本当なの？ベックマンさん。』
「何でベックに聞くんだよ。」
「心配する様な事は何も無かった。」
『あら、そうなの。起きてたら起きたで面白かったのに。』
Aは意地悪そうな表情をしていた。
だが、女の子はAを睨み付けている事はAは気が付いていたが気付いてないフリをした。
「あのう、その人は誰なんですか？」
シャンクスに尋ねながらシャンクスの腕を掴んだ。
「俺の彼女だ。」
シャンクスは女の子の腕を振りほどいてAの腰に腕を廻した。
『名前をまだ名乗って居なかったわね。私はAよ。』
「私はララです。」
『彼女はこの島に？』
「あぁ、安全そうな島だからな。」
「(不味い、このままだとこの島に置いて行かれる！！)あの！もう少しだけ乗せて貰えませんか？」
ララはシャンクスに上目遣いでお願いをした。
他の船員達は見惚れたがシャンクスと幹部達は苦笑いを浮かべた。
「この島は良い島だと思うぜ。」
『確かにね、良い島だと思うわ。』
「でも……。」
「お頭、もう少しだけ乗せてやったらどうっスか？」
「？なんでだ？」
「もう一人くらい女が居た方が航海が楽しくなると思います。それにAさんはいつも船に居る訳じゃ無いんスから。」
他の船員達ももう少しだけとシャンクスに詰め寄った。
『(悪魔の実の能力者かな？でも面倒臭そうな能力ね。)シャンクス、私は良いわよ。彼女をもう少しだけ乗せてあげたら。』
Aが笑顔でシャンクスに言うとシャンクスは少し悩み頷いた。
「分かった。だがもし何か問題を起こした場合は直ぐに船から降りて貰う。」
シャンクスはララにそう言うとAを抱き寄せて船に戻った。
幹部の降りて来て居なかったメンバーがAにお帰りを伝えた。
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彩夏(プロフ) - ひーちゃんさん» こんばんは、ありがとう御座います (10月17日 22時) (
レス) id: a4561e926f (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - こんばんは！初めまして！この話に沼ちゃって続きが楽しみです！ (10月17日 0時) (レス) @page15 id: b001c97b4c (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。とても面白くて一気に読んじゃいました！彩夏様のペースで大丈夫なので、更新されるのを気長に待ってます。応援しています(^^) (2023年4月4日 0時) (レス) id: e074b33c70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩夏 | 作成日時：2022年9月23日 9時
