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次の日の朝、ベックマンが言っていた通り魚人島を離れた。
しらほしがAと離れるのを悲しんでくれたがまた来ると言って置いた。
それから新世界に無事入ることが出来た。
Aはシャンクスの所に行った。
『シャンクス。ちょっといいかしら？』
「何かあったか？」
『実は私、少しの間船から離れるわ。』
「認めない！」
『認めないとかの話しじゃないの。行きたい所があるの。』
「俺達も一緒に……」
Aはシャンクスの言葉に首を横に振った。
『ごめんなさい。私一人で行きたいの。』
「行こうとしてる場所は何処にあるんだ？」
『其れも言えないわ。だから一時的にこれは返してもらうわ。』
Aはシャンクスに渡していた自分のビブルカードを奪った。
「はっ！！待ってくれ！」
『本当に申し訳ないけど、ついて来て欲しくないの。だから、帰る時は連絡するわ。』
「………分かった。」
『有り難う、シャンクス。』
良いとは言ってくれたがシャンクスは納得はしていなかった。
Aは荷物を持って甲板に戻った。
『そうじゃあ、必ず帰って来るから。じゃあね。』
Aは荷物を持って空に浮いて飛んで行った。
シャンクスside
「お頭、大丈夫か？」
「Aの頼みだから了承したが、何処に向かったんだろうな。」
「言わなかったもんな。もしかしてお頭の他に男が居たとか？」
「そんな事をAがする訳無いだろ！」
「言ってみただけだろ。」
「ベックは何か知らないのか？」
「俺は新世界に着いたら船を離れるとだけ聞いていたが、何処に行くとまでは聞いてないな。」
「Aの故郷がこっちにあったりしてな。」
ヤソップの言葉に俺もベックも他の皆も納得した。
「もしそうなら、海賊の俺達には一緒に来て欲しくなかったかもな。」
「でも、新世界からシャボンディ諸島って行くの大変だったんじゃあ。」
「空を飛んで行ったとかじゃねぇか？」
「なるほどな。」
「それじゃあ、俺達は旅をしながらAが帰って来るのを待つぞ。」
「お頭、あんた。待てなくてあいつの電伝虫に連絡入れるなよ。」
「そ、そんな事…する訳…ねぇだろ。」
俺はベックに図星を突かれて目を逸らしてしまった。
「掛けるな。」
「あれは掛ける気だったな。」
「お頭は分かり易い。」
船員達に笑われてしまった。
俺は笑われてしまったので酒を飲もうと食糧庫に酒を取りに行った。
シャンクスside終了
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彩夏(プロフ) - ひーちゃんさん» こんばんは、ありがとう御座います (10月17日 22時) (
レス) id: a4561e926f (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - こんばんは！初めまして！この話に沼ちゃって続きが楽しみです！ (10月17日 0時) (レス) @page15 id: b001c97b4c (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。とても面白くて一気に読んじゃいました！彩夏様のペースで大丈夫なので、更新されるのを気長に待ってます。応援しています(^^) (2023年4月4日 0時) (レス) id: e074b33c70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩夏 | 作成日時：2022年9月23日 9時
