最強の悪魔の実の能力者は……赤髪の彼女【ワンピース/最強】 (ページ36)

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ローグタウンでホテルに泊まった。

『ここに居るのバレないといいんだけど。はぁ〜。』

朝になり、街を見て周る為に帽子を被りホテルをチェックアウトした。

島を見て周って港に行くと見覚えのある船が見えた。

『はっ！何で？』

目があったシャンクスがAに手を振っている。

「Aー！何処か行くなら俺も連れてけ！」

シャンクスの所為で海軍が近付いて来てるのに気が付き仕方が無く、船に乗り込んだ。

『どうしてここが分かったの！？』

「勘だ。Aなら此処にいるんじゃ無いかと思ったんだ。それと昨日の夜、俺起きてたからな。」

『起きてたじゃ無くて起こしちゃったのね。ごめんなさいね。村長に書いた手紙を置きに行ってたの。お世話になったから。後、心配だったからルフィの様子も見て来たわ。』

「悪かった。勝手に連れて来て。」

『そう言うなら一言言って欲しかったわ。でも、海に出るつもりだったから良いわ、許してあげる。』

Aは微笑んだ。

「何度でも言うが好きだ、俺はA、お前を愛してる。俺と一緒に航海をして欲しい。」

『航海を一緒に出来ないわ。でも、これ貴方に渡して置くわ。』

Aの手にはビブルカードを渡した。

「何でこれ、持ってたんだ。」

『持ってないって言ってないし、持ってるって聞かれてないから言ってなかっただけ。』

シャンクスはビブルカードを受け取った。

『明日、船を離れるわ。』

「駄目だ、絶対。」

Aはシャンクスが駄々を捏ねる子供の様に見えた。

溜息のついて他の人に目線を向けたが全員から晒されてしまった。

『私が離れたいって言ったら行かせてよ。』

「分かった。」

シャンクスがしぶしぶ頷いたのでAも諦めて船に残った。