最強の悪魔の実の能力者は……赤髪の彼女【ワンピース/最強】 (ページ28)

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『えぇ、ガープさんの頼みはもう終わったわ。それでその目の下の傷は何？』

ルフィの前まで来るとしゃがんで傷に付いて質問した。

「シャンクス達に俺が本気だって伝える為に度胸試しでやったんだ。皆が出来ないって言ったから本気を見せたんだ。」

『そう、ルフィ。歯食いしばって。』

Aは容赦無くビンタをルフィに食らわした。

『何やってるのよ！貴方が何を言おうとまだ子供なのよ！自分で自分にナイフ突き付けてどうするの！少しでもズレてたら目が見えなくなってたかもしれないのよ！』

いつもは何やってんの。馬鹿ね。と笑っていたAが本気で怒ってるのを見たルフィは号泣し始めた。

「A、ごべんなざい！本当は痛かったし怖がったー！」

Aはルフィを抱きしめた。

『もうこんなことしちゃあ駄目よ、私と約束しなさい。』

小指を出して約束させた。

『よし、良い子だ。ごめんね、怒り過ぎちゃったわ。』

「俺が心配させたから良い。」

Aはルフィの返事に驚いたが笑った。

『ルフィはこれから強くなるわね。ルフィを怒るのはお終い。それじゃあ海賊の皆さんは私と一緒に外に出ましょうか？』

Aは覇気を出しながらシャンクス達を睨んだ。

「まぁ待てって。未だ終わって無い。ルフィの奴、悪魔の実を食べやがったんだ。」

『えっ！ルフィ！！』

Aはその事を聞いて頭を抱えながらしゃがみ込んだ。

『でも、それを言うって事は貴方達が説教してくれたんでしょ、感謝するわ。でも、それとこれは別。外に出なさい。』

その後、村人達は赤髪海賊団が正座をして怒られてる所を見るのであった。