最強の悪魔の実の能力者は……赤髪の彼女【ワンピース/最強】 (ページ22)

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『昔読んだ本に書かれていたの。私が行った島に色んな国の事について詳しく書いた本がいっぱいあったの。だから、全部覚えたの。長く留まって島の書庫に入っては本を読み漁ったわ。』

「へぇ、A！連れてってやるよ！」

『お頭！！』

シャンクスの言葉に船員達が驚いた。

「ルフィにはAから話してくれよ。」

『それはちゃんとするわ。』

Aは戻って来たルフィに数日帰って来ない事を伝えた。

「何でだ？何処か行くなら俺も連れてってくれ。」

『それは出来ない。私の旅は危険が付きものなの。今のルフィを連れていく事は出来なの。マキノと一緒にフーシャ村で待ってて。必ず帰ってくるから。信じて待ってて。』

「分かった。Aがそう言うなら俺待ってる！」

『ありがとう、ルフィ。』

Aはルフィを抱き締めて頭を撫でた。

翌朝、ルフィの姿が無かった為に捜しているとウタが見つけて、シャンクスがルフィを船から下ろした。

「ウタちゃんが見つけてくれたんだよね。ありがとう。」

『ありがとう、ウタちゃん。』

Aとマキノがウタにお礼をした。

シャンクス達が船を出した後、Aは翼を出した。

『じゃあ、行ってくるね。必ず戻って来るから。』

「行ってらっしゃい。Aさん。」

「必ず、帰って来いよ、A！」

Aは空を飛んでシャンクスの船を追い掛けた。

いつもより少しだけスピードを上げて船に追い付いた。