最強の悪魔の実の能力者は……赤髪の彼女【ワンピース/最強】 (ページ11)

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ノースブルーに着いた時に海軍にサウス、ウエスト、ノースとAが姿を現した事で、ミズミズの実だけでは無いのでは無いかと噂が出てそれを調べる為に、サカズキ、クザン、ボルサリーノがやって来た。

Aはニュースクーから買った新聞を見ていたが、会わないだろうと思ってのんびりしていた。

ノースブルーに入って3週間経った時に偶然立ち寄った島に海軍、その3人が居た。

Aは直ぐに島を出れば怪しまれると考え、気づかれぬ様に過ごしていた。

「そこの姉ちゃん、この子がこの島に居るか知らない？」

Aの肩を叩いて話し掛けていたのは、クザンだった。

Aは一瞬誤魔化そうとしたが、既に周りを囲まれていた。

『聞かなくても分かっていたって事ね。』

Aは小声でボソッと言った。

『えぇ、知ってるわ。此処は人が多いから向こうで話して良いかしら？』

「ちょっと待ってね……うん、大丈夫。向こう行こっか。」

2人の後ろを後の2人が着いてきている事にAは気がついている。

『此処なら、人も来ないし平気ですね。』

島に入ってから被っていたフードを外した。

「君はどうして海軍と海賊を相手にしてるの？」

『村や島を破壊した、海軍も海賊も嫌いだから。私と同じ思いをしている人々を助ける為に戦っているの。』

話していると、離れた所にいたボルサリーノとサカズキも話に入ってきた。

「あっし達と本部に来てくれないかねぇ？」

『それは出来ない。さっきも言ったけど、海軍が嫌いなの。』

「わし等は貴様の能力を野放しには出来んちゅうのに。これからも追われる身になってもえぇんか？」

『構わないわ。逃げるもの。』

「逃げられるのは困るよ。」

先に能力を使ったのはクザンだった。

Aはそれを空中に逃げた。

そこにボルサリーノのレーザーを右肩に受けてしまった。

地面に立つとサカズキの大噴火が迫って来たので、同じ技で受け流そうとしたが、肩の怪我でうまく行かず、右腕が焦げて落ちた。

『(このままじゃあ不味い！)ミズミズ、【水龍】』

水に警戒している隙に、遠い何処かに飛んで3人から逃れた。