【スタミュ/男主】 (ページ10)

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8の続き

神「涼。ゼリーありがとう。美味しかった。郁也、ケーキ有るけど、食べる？」

紅夜は郁也に聞いた。

黒「ケーキも作ったのかよ。何ケーキ？」

神「チョコケーキとショートケーキだけど、いる？」

郁也は、紅夜の前まで来た。

黒「食べる‼‼紅夜のケーキ、超美味しいから好き。」

紅夜は、ケーキを冷蔵庫から取り出して涼に渡した。

鈴「何等分にするの？てか、紅夜は食べるの？」

紅夜は首を横に振った。

神「これは、さっきのお詫びもあるから要らない。部屋行くな。」

紅夜はまた、リビングを出た。

近「紅夜ってさ。料理作るの上手くてさ。紅夜の手伝いをしようとしてかえって迷惑掛けたんだよ、俺ら。その時紅夜はグミを作ってたっけ。」

黒「そうそう。それで迷惑掛けて、紅夜が振り返りながら、俺らの口にアイスぶち込まれた。」

立「あの時の紅君には、びっくりした。」

琉「へぇ、神田君、良いお嫁さんになるね。ね、栄吾。」

栄「そうですね。でも辰己は、料理しないで下さいね。」

話をしていたら、紅夜が戻って来た。

黒「紅夜？如何したの？」

神「忘れ物。これ。」

紅夜が持っていたのは、アヤナギ・ショウ・タイムのDVDだった。

神「昔に俺が、踊ったのを柊先輩と鳳先輩が撮った奴らしいんだけど、如何したら良い？」

黒「今から見よう。」

神「…………はぁ！勝手にしろ。俺は部屋戻る。」

紅夜はDVDを置いて部屋に戻って行った。

黒「紅夜のダンスって綺麗だよな。」

鈴「紅夜のダンスは、魅了される。」

立「紅君のダンスは、鮮やか。」

近「紅夜のダンスは、美しい。」

四人が、そんなことを言い出した為、皆で、見ることになった。

曲が流れ始め、皆は、静かに聞き始めた。

ダンスも歌も、完璧で、誰も声が出なかった。いや、出せなかった。

黒「本当、これだから天才はって思うけど、これ、結構練習したんだろうな。」

鈴「本当凄い。俺達もここまで頑張んないと怒られそう。」

そこに居ない紅夜を皆が、褒めて居たのを紅夜は、知らない。

その頃、紅夜は部屋で、音楽を聴いて居た。

黒「そろそろ、寝たほうがいい時間だな。明日、紅夜に、話すよ。アヤナギ・ショウ・タイムの事。」