97 ページ48
安室side
俺はAさんが消えたので扉を開けた。
でも場所が変わる事の無い普通の扉だった。
「安室さん、彼女の家僕知ってるよ!」
「コナン君、本当かい?」
「うん、何度か行った事があるんだ。」
コナン君について行く為に僕はエプロンを脱いだ。
「梓さん、僕もう上がる時間なんで失礼します。」
僕はコナン君の案内で彼女の家に向かう為に車に乗り込むと園子さん、蘭さん、鈴木次郎吉さんが乗り込んで来た。
「キッド様に会うなら私も連れて行って安室さん!」
「コナン君が心配なので。」
「わしは彼奴の事をよく知ってるつもりだ。わしも連れて行ってくれ。」
仕方が無く、三人も乗せ彼女の家に向かった。
マンションに着くとコナン君は部屋番号を覚えていたのか呼び出し音を鳴らした。
だが、誰も出なかった。
「電気がついてない。まさかキッドに……」
「キッド様が危害を加えるなんてし無いわ。」
「ちょっと、園子。」
「Aさん!いらっしゃいますか?」
僕は扉を叩きながら声を掛けた。すると、扉の色が少し変わった。
ドアノブが消えて僕達側からは開けれなくなった。
「Aさん、此処にはキッドは居ません!開けて下さい!」
『居ようが居なかろうが、関係ないよ。扉は開けない。』
中からAの声が聞こえて来た。
「(彼女は中に居る。何故電気を付けていない?)」
その直ぐにベランダの窓が割れる音がした。
安室side終了
595人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花梨 - とても面白いですね! 更新、大変だと思いますが自分のペースで頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦の作品を書いてますが良かったら作品の題名を教えますか? (2022年6月7日 22時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彩夏 | 作成日時:2022年5月2日 1時