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Aはキャラソーと共に高専に戻った。
『貴女には明日から別の名前で生きてもらうね。天谷雪音ってどうかしら?』
「天谷雪音……いい名前ね。ありがとう。私を助けてくれて。」
『いいの。これからは私の運転手になって欲しいの。私の仕事って凄く忙しくてね。車運転してくれる人が足りないの。貴女にお願いしたい。』
「私でいいの?私と一緒にいたら彼らに見つかった時どうするの?」
『どうもしないわよ。髪の色と瞳の色を変えてもらうけど。それ以外は自由ね。ちゃんと、子供達にも会わせるから。』
Aはキュラソー事、雪音を連れて学長に会いに行った。
『夜蛾先生、いらっしゃいますか?』
「Aか。入っていいぞ。」
『失礼します。彼女を私の専属にして欲しいんです。それから、彼女の戸籍も作って欲しいですが。』
「上層部に頼んでみる。雇うのは構わない。」
『ありがとうございます。手続きしてきます。行こっか。』
Aは雪音に声を掛けて学長室から出た。
「本当に大丈夫なのか?」
『平気。まぁ、覚える事は多いかもしれないけど、貴女なら大丈夫よ。』
Aの即答に雪音は少し安心した。
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花梨 - とても面白いですね! 更新、大変だと思いますが自分のペースで頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦の作品を書いてますが良かったら作品の題名を教えますか? (2022年6月7日 22時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩夏 | 作成日時:2022年5月2日 1時