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観覧車の所に来ると、電話がコナンの携帯にかかって来た。
「おい、光彦!お前ー」
〈コナン君、お姉さんが!苦しみ出したの!〉
『医務室に連れて行ったほうが良い。』
「彼女の容体は!?」
〈頭を抱えて苦しんでるの。コナン君、お願い助けて。〉
Aは救急車に電話した。
観覧車から降りて来た彼女は直ぐに医務室に運ばれた。
コナンが警察に連絡を入れていた為、佐藤刑事、高木刑事と共に松田刑事も来ていた。
「コナン君!例の女性は!?」
「今、医務室に運ばれて行ったよ。」
「じゃあ、俺等も行くか。」
「えぇ。」「はい」
「博士、灰原。後、頼む。」
『コナン、私は観覧車に乗って何が原因か調べておく。それと、首を突っ込みすぎるなよ。じゃあな。』
Aは離れ、観覧車に乗る為列に並んだ。
『(彼女の事はコナンに任せて、裏で何が動いているのか調べてみるとしますか。)』
順番が来て、観覧車に乗ったAは外の景色を眺めた。
Aが乗ったゴンドラが半分まで来た時、外のライトが5色重なった。
『これだ。これを見たから苦しみ出したんだ。夜だとよりはっきりと見えた筈。彼女が記憶を無くしたのは夜にこれを見たからか。成る程ね、色で物を覚えていた訳だ。そして、ここでこの5色を見たから、忘れたと言う訳だ。』
Aは彼女の脳が特殊である事を理解した。
コナンはこの時、彼女の片目も義眼では無い事を知り、光彦が彼女が観覧車で何かを言っていたと言う言葉を思い出して、電話をしていた。
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花梨 - とても面白いですね! 更新、大変だと思いますが自分のペースで頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦の作品を書いてますが良かったら作品の題名を教えますか? (2022年6月7日 22時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩夏 | 作成日時:2022年5月2日 1時