【ワールドトリガー】 (ページ25)

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２３話ページ25

玉狛支部内ではトリガーで創られた空間に入って居た。

「どうなってるんですか？これ……。基地の地下にこんな広い部屋があるなんて……。」

「トリガーで空間を創ってるんだ。レイジさん達狙撃手(スナイパー)組のほうに容量使ってるからこちは殺風景だけどな。」

「トリガーで空間を……！？」

修はトリガーで空間を創れることに驚いた。

Aは宇佐美さんと一緒にいた。

『宇佐美さん、頼みたい事がありまして。』

「なあに？何でも頼んで。」

『私のトリオン量を調べて貰いたいんです。』

「分かった。調べよう。」

ちょっと待てってと言われ待っていると、機械の持って戻って来た。

『それは？』

「トリオン量を測り機械だよ。測ってみよう。」

機械を使い、計測すると機械がエラーを出した。

「あれ？計測数値上げてもう一回測ろっか。」

『はい、分かりました。』

Aは計測数値変更が済むのを待った。

「変更できたから、さっきと同じように使ってみて。」

『分かりました。』

計測すると76と数字が出た。

「凄い！こんなトリオン量見たことない。黒(ブラック)トリガー並みのトリオン量。」

Aはその後修が出て来た部屋に入り、トリガーを起動させた。

栞が創ったデータのトリオン兵のモールモッドを出してくれた。

「準備はいい？用意スタート！」

Aを狙ってモールモッドは襲ってきたが、一瞬で切った。

『もっと速いのがあるならそれに変えて下さい。』

あまりの一瞬で切ったので栞は驚いたが、楽しそうにデータを変えた。

「私が創った中で一番速い奴にしたから。」

『了解です。』

速さはさっきより速くなっているが、Aはもっと速くても大丈夫だと思った。

『ありがとうございます。』

Aが部屋から出ると、修と遊真と桐絵と京介が驚いた顔して、栞はワクワクしていた。

『何かありましたか？』

「ちょっとあんた！栞の創った中で最も速いのをあんな簡単に……」

Aは桐絵に肩を掴まれ、前後に揺らされた。

防衛任務から戻って来たレイジが千佳が出て来たか聞いてきた。

『千佳なら未だ出てきて無いですよ。彼女のトリオン量、多いんで。』

千佳が出てきて、Aが使った計測器で測った。

「おおぉ！」

「何この数値！！黒(ブラック)トリガーレベルじゃん！！」

「千佳ちゃんもすごーい！！」

栞が千佳を褒めると桐絵が首を傾げた。