. ページ7
.
「 俺も、昔付き合ってた人と夢で会ってん。
寂しくなって、朝になって欲しくないと思ってしまってん。
… 照史が居って、今幸せなのに。 」
.
「 … それでもええと思うよ？オレは。」
そう言うと、照史はキッチンに向かっていった。
.
「 過ぎたことも、変わっていくことも
慌てて受け止める必要はないんよ。
人間はさ、弱い生き物なんやから。」
.
再びソファーに沈み込んだ照史の手には、
お揃いのマグカップに入れられたホットミルク。
.
「 … 朝が来るまで思い出そうや 」
この夢が覚めたら、サヨナラになってしまうから
今夜はキミの夢を見させてほしい。
… どうかもう少し、もう少しだけ
この夢が覚めるまで。
.
「 夢が覚めたら ( 橙黄 ) 」Fin.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 534人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ポプ - 初めまして！まよさんの作品を初めて読みました。とてもいいお話で、一時間以上読んでると思いますwこれからも、作品楽しみにしてます！！！！！！！ (2021年8月1日 0時) (
レス) id: 4d91195c8f (このIDを非表示/違反報告)
まよ(プロフ) - foofさん» はじめまして、温かいコメントありがとうございます（ ; ; ）最近コメントがなくて寂しかったので嬉しいです、、！言葉選びには毎回悩んでいるので伝わったみたいでよかったです！これからも読んで頂ければ幸いです。 (2019年4月29日 23時) (レス) id: 9eb75650c5 (このIDを非表示/違反報告)
foof - 世界観が好きです。言葉でそのシーンが気持ちが伝わってきます、素敵です。これからも頑張ってください^ - ^ (2019年4月28日 17時) (レス) id: 944d6f8ddc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
