今日:15 hit、昨日:29 hit、合計:189,821 hit
小｜中｜大
. ページ27
.
「 … あっくんが、 … 好き 」
瓶のいちばん底に入っていたのは
あめ玉の包み紙ではなくて、 真っ白な紙が2枚。
1枚目にはそう書かれていた。
" 好き " という感情が どういうものなんか
よく分かってなくて
でもずっとそばに居て欲しくて、離れたくなくて
何気ない仕草にドキドキして、
胸がキュッと締め付けられて
それはきっと「好き」ってこと。
… ともも俺も、お互いに片想いしてたんや。
生きてるうちに伝えるべきやったんや。
後悔して、これでもかというくらいに泣いた。
.
「 … ふふっ、 」
.
… 忘れかけていた2枚目の紙は、
優しすぎる彼の 最後の願いだった。
" あっくんが 幸せになりますように "
「 あめ玉 ( 橙緑 ) 」 Fin.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 611人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
