短編集

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トコトコとコブラさんに駆け寄るAさん。



「 はいっ！コブラ♡ 」


コ『 …ん？なんだこれ？ 』



そう言い、お皿を見たコブラさんが、


固まった。




ヤ『 なんだこれ……ゴミ


コ『 ヤマト。 』



ヤマトさんの言葉を遮り、

キッと睨んだコブラさん。



そうっすよね、

彼女が作ってくれたものを

ゴミって言われたくないっすよね…。



でも、コブラさん、 それは……、




コ『 …Aが作ったのか？ 』


「 うん、コブラの為に作ったの！ 」


コ『 ……そうか、、 』




チラッとダンさんを見たコブラさん。



「 ……食べて？ 」



Aさんが上目遣いでコブラさんを見つめてる。



コ『 あ、あぁ…美味そう、だな…。 』



……ですよね！


可愛い彼女にそんな事されたら断れないですよねっ！



ヤ『 コ…コブラ…… 』


テ『 コブラさん…… 』



みんなが同情の目でコブラさんを見てる、、


コブラさん……。




一度、深呼吸をした後、

お皿に乗ってるのを二つ取り、


ガブッと一気に口に放り込んだコブラさん。



なんでクッキーなのに、

ゴリゴリした咀嚼音が聞こえるんだろうか…。



二つ一気に行くなんて、、

コブラさん、 まぢ男だわ。



「 …ど、どうかな？ 」



彩夢さんが見守る中、


元々色白い方なのに、

どんどん真っ青になっていくコブラさん。


めっちゃ涙目になってるよ…。



コ『 う…美味ぇ、よ……、A…… 』



フラフラになりながらも、

ポンッと彩夢さんの頭を撫でてそういうコブラさん、





男だー！！！


コブラさんまぢ一生付いていきます！！！




「 エヘヘ、良かったぁ〜 」



喜んでるAさんは、

コブラさんに抱きついてるけど、


もうコブラさん白目剥きかけてるよ…。




＿＿ 愛の力って、すごいっすね。


ITOKANより、チハルがお送りしました…。









Fin

*



HiGH＆LOWのリクエスト、頂いてたので、
作ってみました: )


もうすぐ3が公開ですね！




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