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暮「ほう、どうやらAは随分
お喋りなようだな
過去を話してそんなに哀れんで欲しいか?
実際、ああなったのは全てお前の___」
義/錆「「!!」」
義勇と錆兎が殺気を出しながら抜刀しかける
それを側に居る宇髄が止める
宇「おい!待て!隊律違反に__」
暮「懸命な判断だな、俺達柊に手を出したら
お前らの命はないからな」
錆「ここで柊の権力は使えないぞ?
この場を統べるのはお館様だ」
義「一発殴らないと気がすまない」
宇「おい!」
Aは振り向かずにそのまま言う
『義勇、錆兎、刀を納めて』
錆「...」
『納めて』
義/錆「「ああ...」」
そこでお館様が言う
館「A」
『はい』
館「君は元居た場所で辛い思いをしてきたけど
今でも君の名前の上に乗っている柊を
憎んでいるかい?」
『いいえ、憎んではいませんよ
いや、憎みきれないと言った方が正しいですね
この世の理不尽を憎んでも虚しいだけ
世界を恨んでも時間の無駄です
ですが、最初から忠誠心はありませんよ
私が忠誠を示すのは誰でもないお館様__
貴方だけです』
グ(Aが此処まで忠誠心を示すなんて
帝鬼軍と違ってよっぽどいい組織なんだな
いや、人間同士の争いがないからか?)
お館様は優しく微笑んで言う
館「せっかく再会出来たんだ
この2日は大切に過ごしなさい」
『感謝します、お館様』
館「それと、義勇と錆兎」
義/錆「「はい」」
館「Aが大事なのは十分わかるけど
本人がこう言ってるのだから
くれぐれも喧嘩とか仕掛けないようにね」
義/錆「「御意...」」
館「それじゃあ柱合会議を__」
グ「待ってくれ」
『グレン?』
グレンがお館様の言葉を遮る
館「どうしたのかな?」
グ「ここに居るのは...鬼殺隊のお偉い奴
なんだろ?少し、話したいことがある
Aと...お前らは席を外してくれ」
『...わかった』
暮「どういうつもりだ?グレン」
グ「いいから、言う事聞いてくれよ
戻ったら好きなだけ食べ物でも奢ってやる」
暮「俺を食べ物で釣る気か
まあ数少ないお前からの頼みだからな
今日は大人しく聞いてやる」
Aと暮人達が席を外す
グレンがお館様と柱達を見て言う
グ「お前ら、Aの仲間なんだろ?
あいつと一緒に戦えるぐらい強いんだろ?
なら話しておかなきゃいけない
Aの事について___」
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ユズ(プロフ) - とても面白かったです。もしよろしければ、終わセラのウルドやレスト・カーが鬼滅に出て来る物語書いていたたけませんか? (2021年2月24日 19時) (レス) id: 4556ad232c (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - それは分かる。 (2020年2月17日 15時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - いつか終わりのセラフのウルド様達上位始祖さんも出してください!すっごく面白かったです! (2020年2月17日 12時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - いつも素晴らしいお話を投稿して頂き、ありがとうこざいますッ!!(土下座) (2020年2月16日 17時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 露亞さん» いつも感想を呟いてくれてありがとうございます(土下座) (2020年2月16日 10時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2020年2月6日 18時