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グレンが信じられないものを見るような顔で
此方を見る

そしてその場に居た他の三人も此方を見て
目を見開く




「A!?Aなのかっ!?」

「嘘、でしょ?そんな筈__」

「...Aなのか?いや、あの時__」



『優、深夜、暮人兄さん...』





どちらも信じられないとでも言うような顔をする

すると優が涙を流しながらAに抱きつく



優「A...っお前!!なんで俺達を置いて
勝手に死んでんだよ!!
俺に生きろって散々言ったくせにお前は
死にやがって!!ふざけんなよ!!
吸血鬼に負けるような弱い奴じゃないだろ!?
なのに、何で...なんでっ!!
うっ...く、うぅっ」

『ごめん、優』


Aは後悔に顔を歪めながら優の頭を撫でる

優は乱雑に涙を拭って言う




優「グレン!!Aは生きてるぞ!!
ちゃんと体温ある!暖かい!!」


グ「...っ幻術じゃ、ないんだな?」

優「あ!テメェ俺が馬鹿だからって
見下してるな!?俺だって幻術を見分けるぐらい
簡単に出来るわ!!」

グ「テストで0点取ったやつが何言ってんだ!」

優「それは関係ねぇだろ!!」


『ふっ、ふふ、はははっ』





あまりにも懐かしい光景に笑ってしまう


三人が側に来て言う



グ「ずっと謝りたかった...
もう少し俺が早く援護に行けたらお前は
死ななかった」

『グレン...そんな自分を責めないで
私はこの通り生きてるから』

グ「...本当に、すまなかった」


暮「全く、お前が居なくなったせいで
どれだけの損失があったと思ってる
戦力は落ち、士気は下がって__
ただでさえ忙しい俺の仕事を
随分増やしてくれたな?」

『はは、暮人兄さんらしいなぁ』



深「...A」

『深夜』

深「本当に、生きてるのか?」

『うん、手握ればわかるでしょ?』




Aは優しく微笑んで深夜の手を取る

手から伝わる体温に深夜は涙を浮かべる



深「Aの馬鹿、君達兄妹はいつも僕を
置いて独りで遠くに行くんだから」

『...ごめん』

深「少しは僕の気持ち考えてよ」

『ごめんね、深夜』




Aが謝る

その後ろで炭治郎達が驚いた顔をしていた
家族である炭治郎は特に__


炭「今...なんて...?
Aさんが、死んでる?」

善「いやいや!嘘でしょ!?
だってちゃんと心臓の音聞こえるよ!?
っかこの軍服着た人達誰よ!?
早く逃げないとまずくない!?
刀持ってるのバレたら俺達捕まっ__」

伊「うるせぇ紋逸!」

善「紋逸って誰だよ!!」

.→←番外編:違う世界から__



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設定タグ:鬼滅の刃 , 錆兎 , 救済   
作品ジャンル:アニメ
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ユズ(プロフ) - とても面白かったです。もしよろしければ、終わセラのウルドやレスト・カーが鬼滅に出て来る物語書いていたたけませんか? (2021年2月24日 19時) (レス) id: 4556ad232c (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - それは分かる。 (2020年2月17日 15時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - いつか終わりのセラフのウルド様達上位始祖さんも出してください!すっごく面白かったです! (2020年2月17日 12時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - いつも素晴らしいお話を投稿して頂き、ありがとうこざいますッ!!(土下座) (2020年2月16日 17時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 露亞さん» いつも感想を呟いてくれてありがとうございます(土下座) (2020年2月16日 10時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来羅 | 作成日時:2020年2月6日 18時

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