二百二十四:上弦の陸12 ページ12
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堕「アンタがアタシの頚を斬るより早く
アタシがアンタを細切れにするわ！！」
帯が善逸に向かう
だがその帯が切り裂かれる
堕(何でよコイツ！お兄ちゃんが心臓を
刺したのに！！)
伊「俺の体の柔かさを゛見くびんじゃね゛え゛
内臓の位置をズラすなんてお茶の゛子
さいさいだぜ！！
険しい山で育っだ俺に゛は毒も゛効かねえ！」
少し苦しげな声でそう言いながら
刀を振るう
頚を斬ろうと奮闘する三人の声が響く
どちらの頚も斬れかかっている
堕姫が叫ぶ
堕「お兄ちゃん何とかして！
お兄ちゃん！！」
妓(早く円斬旋回を...)
次の瞬間、三人が刀を振り切った
妓夫太郎と堕姫の頚が斬れる
だが、それで戦いは終わらない
ギュルギュルと蠢く血の刃に
Aと宇髄が気付く
屋根の上から宇髄の妻が言う
須「斬った！？斬った！！斬った！！
キャーッ斬りましたよォ雛鶴さん！
草葉の陰から見てください！」
ま「アンタ意味わかって言ってんの！？馬鹿」
須「えっ？」
雛「！？何か様子が変だわ」
炭治郎は毒の影響と頚を斬った反動で
不規則な粋を繰り返す
炭(どっ毒を、何とかっ...呼吸で
す、少しでも毒が回るのを遅らせ...
何だ？何か言ってる
頚、斬れてなかったですか？
宇髄さ、んが、なにか...)
宇「逃げろーーーーーーーッ！！」
宇髄が叫ぶ
その瞬間に妓夫太郎の体を中心に
円斬旋回が展開される
周りの建物も巻き込まれて倒壊する
それぞれが避けようと動く
瓦礫が目の前に迫る
『...ｯｯ
(左目が...見えない、毒も...)』
Aは何とか避ける
だが受け身が失敗して体に衝撃が走る
建物が崩れる轟音
土煙が舞う
『...ッ、痛ｯ』
Aは心臓部分を押さえる
熱い、痛い、苦しい
鬼呪は血液と共に全身を巡る
毒も血液と共に全身に巡る
受けた場所が悪かった
毒が全身に巡る
口から血を吐く
呼吸がしにくい
普通の人間だったらこんな苦しい思いをする
前に死ねただろう
『(これ...鬼舞辻の時と同じだな...っ
炭治郎達は？無事？
...苦しい、痛い、熱い
もしかして、このまま独りで死ぬのかなぁ)』
Aは静かに目を閉じた
.
作者から
Aちゃんが加わったお陰で
宇髄さんは左目と左腕欠損しなくて済んだよ！
これで原作通り傷付いてたら
Aちゃん居る意味よ...って思ったからね
一応強い設定だから
活躍させないと！
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ユズ(プロフ) - とても面白かったです。もしよろしければ、終わセラのウルドやレスト・カーが鬼滅に出て来る物語書いていたたけませんか？ (2021年2月24日 19時) (
レス) id: 4556ad232c (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - それは分かる。 (2020年2月17日 15時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - いつか終わりのセラフのウルド様達上位始祖さんも出してください！すっごく面白かったです！ (2020年2月17日 12時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - いつも素晴らしいお話を投稿して頂き、ありがとうこざいますッ！！(土下座) (2020年2月16日 17時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 露亞さん» いつも感想を呟いてくれてありがとうございます(土下座) (2020年2月16日 10時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2020年2月6日 18時
