【鬼滅の刃】鬼を以て鬼を制す 参

百二十八話:蝶屋敷 ページ44

Aside





気絶した実弥を運びながら蝶屋敷に向かう

途中で一般隊士と隠の人とすれ違ったら
二度見された


隊士1(！？あれ風柱だよな！？
なんで滅柱にお姫様抱っこされてんの？！)

隊士2(見間違いじゃないよね...
ってかA様カッコよくない？
私もあわよくばA様に
お姫様抱っこされたい！！)

隊士3(風柱×滅柱！？尊い...最高
公式供給ありがとう、受けと攻め逆でもいいや
仰げば尊死)

隊士1(ちょっと待てよ俺は水柱二人に
挟まれてる滅柱様のカップリングが最高だと
思うんだが)

隊士2(は？炎柱か音柱との絡みが
最高に決まってるじゃん)

隊士4(聞き捨てならんな
滅柱とくっつくのは霞柱だろうが)

隊士5(蟲柱と恋柱二人が滅柱を取り合う
百合展開はまだですか？)

隊士全員((...戦争じゃあぁぁぁ！！))




隠1(滅柱様は風柱様を手懐けてる感があるな)

隠2(これ、絶対に後で
くっ殺せ！！ってなるやつだ
俺だって女の人にあんな軽々とお姫様抱っこ
されたら恥ずかしくて死にたくなるもん)

隠3(おいそれより見ろよお前ら
あそこの隊士達どのカップリングがいいかで
揉めてるぞ...)

隠1(見なかったことにしよう...)

隠2、3(そうだな)






なんて思われてるのも露知らず
蝶屋敷に着く

両手が塞がってるので行儀が悪いが
足で戸を開ける


『すみませーん、誰か居ますかー？』




そう言うと廊下の奥からカナエさんが出てくる


カナエ「あらAちゃ...ふふっ」



こちらを見た途端に笑うカナエさん

『？』

カナエ「どうしたの？」

『ちょっと色々あって...
蹴り飛ばしたら気絶しちゃったんで
連れてきました』

カナエ「そうなの、Aちゃんに
お姫様抱っこされるなんて羨ましいわね〜」

『しましょうか？』


カナエ「それじゃあ後でお願いしようかしら
私だけだとしのぶが拗ねちゃいそうだし」

『ふふ、そうですね』

カナエ「取り敢えず部屋に運んで貰える
かしら？」

『はい！』



案内された部屋まで実弥を運ぶ

その途中で蝶屋敷の人達や隊士達とすれ違って
二度見されたのは言うまでもない




ちなみに実弥の弟、玄弥ともすれ違った


玄「え？Aさん？兄貴？！」

『玄弥！久し振りだねぇ
見ない内に身長伸びたね！』

玄「は、はい...
えっと...兄貴どうしたんですか？」

『蹴り飛ばしたら気絶したから連れてきた』


玄「...(蹴り飛ば...え？兄貴を？
だからってお姫様抱っこは...)」




玄弥は考えることを放棄した

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