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NOside
隠れて居た三人が飛び出し攻撃を繰り出す
その衝撃で土煙が舞う
柱三人による攻撃
普通なら回避は不可能
だが___
『ふぅん、それなりに早いじゃないか
まぁ、“それなりに”だけど』
全「!!」
Aはあっさりと攻撃をかわしてしまった
『風と蛇と岩の柱か
どうりで普通の人間より早いわけだ』
実「てめェ、すっかり鬼になっちまって...
すぐ楽にしてやるよォ」
するとAは笑う
美しく笑う
『へぇ、そっかぁ
じゃあやってみなよ
出来るならね』
Aが刀を抜く
途端に刀から邪気が溢れだし空気が重くなる
そして気が付いた時には___
刀が、日輪刀が音もなく斬られていた
全「!!」
全員、武器が使い物にならなくなった
たった一瞬でこの場に居る全員が無力化された
Aは笑う
『さて、次はその手を斬っ___』
「おっとそこまでだぜ?Aちゃん」
不意に声がした
後ろからAに抱き付くように
一人の鬼が現れた
そして止めさせるように
Aの刀を持つ手に後ろから手を回す
頭から血を被った様な髪をした鬼
瞳には上弦弍と刻まれていた
Aは不満げな顔をして言う
『童磨、邪魔しないでくれる?
今いいところなんだから』
童「全く...目を離した隙に
す〜ぐ居なくなっちゃうんだから
こっちの身にもなってくれよ」
し「上弦の弍...!」
錆「上弦が二人もっ」
煉「だが、この人数であれば__」
困惑する人間達をまるで気にせずに
Aと童磨は話す
『うるさい、とにかく手出しを__』
童「はーい、うるさいお口は塞いじゃおうね」
『んぅっ...!?』
全「!?」
童磨が、Aに口付けた
『んっ...は...ッ』
童「ん...」
目の前に居る鬼殺隊を気にせずに
童磨はただ口付けをするだけでなく
舌を入れ、深く口付けた
それを見て主に男性陣が青筋を浮かべて
完ッ全にキレた
皆が、斬られて短くなった刀で童磨に斬りかかる
するとAが童磨から顔を離して
刀を地面に突き立てる
その瞬間、鬼の邪気がこの庭一帯を巡る
邪気に当てられた人間が耐えきれずにその場に
倒れる
かろうじて倒れなかった者も
心臓を締め付けられるような感覚に動けなくなり
その場に止まった
Aが地面から刀を抜き鞘に納める
すると邪気が消える
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particle e(プロフ) - いえいえ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - みかんさん» 番外編、楽しんで貰えて何よりです!実は今、このシリーズを書くので手一杯な状態なので新たに作品を書くのは難しいんです...すみません!いつか番外編の内容で話を書けたらいいなと私も思っています。 (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - particle eさん» すみませんでした!ご指摘ありがとうございます! (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
particle e(プロフ) - 13ページの珠世さんの台詞のところに禰「」って書いてありました (2020年3月14日 21時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 番外編めちゃめちゃ好きなので別の作品として描いてほしいです、、!! (2020年3月12日 16時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2019年12月9日 22時