【鬼滅の刃】鬼を以て鬼を制す 弐

九十一話:兄弟子と弟弟子 ページ47

Aside





そして再び時は過ぎ、一年後


炭治郎と鱗滝さんに会う為に狭霧山へ向かう

今度は錆兎と真菰も一緒だ
義勇とも来たかったが生憎、外せない任務が
入ってしまったらしい...


ごめんよ、義勇
後で鮭大根作ってあげるから





二人と会話していると
すぐに狭霧山に着き、鱗滝さんの元に行った

そして、錆兎と真菰に炭治郎と禰豆子の事を
話した


真「人を喰わない鬼、か...」
錆「どうして今まで話さなかった？」

『直接会わせてから話したかったし
今まで忙しくて会えなかったじゃん
文通で伝えたとしてもしっくり来ないでしょ』


錆「うっ...」
真「図星なんだ」
錆「うるさい」



そんな二人を横目で見ながら鱗滝さんに聞く


『そういえば炭治郎は何処に？』

鱗「山に、岩を斬りに行っている」

『へぇ、そっか
じゃ、久々に稽古つけにいってあげよ』



と言って木刀を持って小屋を出ようとすると


錆「俺も行く」
真「私も」


二人もついてくると言うので一緒に炭治郎の元へ
行く






そして、大きな岩が見え炭治郎の姿を捕らえる

すると、岩を斬れない事に苦戦しているのか
自分を鼓舞するように叫びながら
岩に頭をぶつけていた


ぶつけ...え？

痛くない？


炭「頑張れ俺！！頑張れ！！！」



すると隣に居る錆兎が私の手から木刀を取る


錆「男が喚くなんてみっともない
借りるぞ、A」

『え？ちょっ...』



気付けば錆兎は、岩の上に立ち
炭治郎に「うるさい」と怒鳴る

そして木刀で炭治郎に斬りかかる



結果は当然、錆兎の圧勝だ

ちなみに炭治郎は顎を強く打って気絶している





『ちょっと錆兎！？気絶しちゃったじゃん！！
もう少し手加減してもよかったんじゃ？！
止めなかった私も悪いけど！！』

錆「男のくせに鈍くて弱く、未熟だから
性根を叩き直してやったんだ」


『おいおい...
先に手とか足出すより言葉で伝えなさい
言葉で』

錆「Aこそ、怒ると口より足が出る
だろう？人の事言えないな」

『ん〜？』



からかうように笑いながら見下ろして来るので
ニコニコ笑いながら
思いっきり錆兎の足を踏んづけてやった

錆兎が足を押さえながら悶絶してたのを
横目で見ながら私は炭治郎の所に向かった



真菰が呆れた顔で見てたのは言うまでもない









.









おまけ



Aと錆兎は時々喧嘩します


で、ヒートアップすると殴り合いに発展して
義勇や真菰、柱のメンバーに止められる

ケンカップルか((違う))

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