八十一話:新たな柱 ページ36
Aside
あれから一ヶ月が経った
そして今は半年に一度の柱合会議
そこで___
館「新しく柱に任命した二人を紹介するよ」
お館様がそう言うと
あの二人が出てきた
錆「この度、水柱になりました
鱗滝錆兎です」
義「同じく、水柱なりました
冨岡義勇です」
私以外の柱が驚いた反応を示す
館「驚くのも仕方ないね、今回は特例なんだ
不慣れな事も多いだろうから
互いに助けていってくれるかな」
その言葉に、私達は頭を下げる
「「『御意』」」
それから顔を上げて、二人の方を見て微笑んだ
そして柱合会議が終わった後___
義勇と錆兎と一緒に屋敷に帰る途中で
『二人共おめでとう!!』
背伸びして二人の頭を撫でる
二人の実力が認められて私は嬉しい
きっと、この前の下弦の壱を倒した事もあっての
事だろう
けど、それがなかったとしても二人は十分強い
ホントに、背ぇ伸びたな...
二人の成長を染々と感じる
義勇と錆兎は少し照れくさそうに笑って言う
錆「ありがとな、けど...」
義「頭を撫でるのはやめてくれ」
『え、なんで?』
義/錆「「子供扱いされてるみたいで嫌だ」」
意外な理由で笑ってしまう
『ふっ、はははっ』
義/錆「「笑うな!!」」
『ごめん、ごめんって!』
二人が反抗するように私の肩を掴んで
揺さぶるから思わず笑いながら謝る
二人の屋敷は私の屋敷に近いらしく
私達はそんな他愛もないやり取りをしながら
屋敷へと足を進める
すると、その途中で___
「「Aさん!!」」
『...』
聞き覚えのある声に呼び止められる
あの二人か...
義勇と錆兎は「誰だ?」みたいな顔で
その二人を見る
その二人が私達の所まで来て
白に近い灰色の髪をした
糸目の青年が言う
「Aさん、そろそろ私達の話を
聞いてくれませんか?」
『...』
すると錆兎が言う
錆「まずお前達は誰だ?」
「貴方は...」
『義勇と錆兎、水柱の二人だよ』
すると二人は軽く頭を下げて言う
「失礼しました。私は
階級、甲の隊士です」
そして、もう一人の
可愛らしい顔立ちの肩ぐらいまである
明るい茶髪の女の子が言う
「階級、甲。
白樫秋人が言う
秋「Aさん、私達を継子にして
頂けませんか?」
『...』
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来羅(プロフ) - 璘さん» ありがとうございます!無惨様は無惨様だから(は?)夢主と会って多分痛い目見ると思いますよ!諦めるかどうかは微妙な所ですけど(^_^;) (2019年12月1日 12時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
璘 - 楽しく読ませて頂いております!夢主を鬼にしようとか無惨アホだなぁと思いながら見てます。無惨の事だから嘗めて掛かると思うので痛い目に遭って諦めて欲しいです。更新頑張って下さい(*´ω`*) (2019年11月30日 22時) (レス) id: c098776017 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 十六夜さん» ありがとうございます!応援すごく嬉しいです!がんばります! (2019年11月24日 20時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - すごくよかったです!これからも応援してます!! (2019年11月24日 17時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 黒豆粉さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月23日 15時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2019年11月16日 18時