333話:抗争前、決起集会 ページ40
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芭流覇羅との決戦前夜
皆は、いつも通り武蔵神社に集まっていた
龍宮寺「これより
決起集会を始める！！」
万次郎「みんなよく集まってくれた！
明日オレ達は芭流覇羅とぶつかる
売られた喧嘩だ、オレらに得るモノはねぇ！！
...そして、敵の中には場地もいる！
裏切り者は容赦しねぇ！！それが東卍のやり方だ！！」
千冬「もう、止めらんねぇんだな...タケミっち」
武道「...」
明日に迫った抗争に、全員が気を張っていた
すると、その張り詰めた空気の中
マイキーが口を開く
“総長”ではなく、“佐野万次郎”として
万次郎「...オレ、ガキになっていーか？」
その言葉に、全員が腑抜けた声を出して反応する
マイキーはその場に座って、優しく笑って言う
万次郎「オレは、
発せられたその言葉に、全員が驚いた顔をした
対して、東卍の創設メンバーは笑みを浮かべた
マイキーは再びその場に立ち上がって声を上げる
万次郎「それがオレの出した答えだ！！！
みんな、力を貸してくれ！！！
明日オレらは芭流覇羅ぶっ潰して、場地を東卍に連れ戻す！
それが
誰も異論はなかった
賛成の言葉の代わりに皆が歓声を上げる
その歓声を聞きながら、マイキーは再び声を上げる
万次郎「あともう1つ！！言いたい事がある！！」
その言葉で、再び場が静かになる
マイキーは雪の方を見てから言う
万次郎「ユキ！！前に出て来い！！」
『...！』
僅かに目を見開いた雪
それから雪は1度目を伏せてから前に出ていく
周りは、何故雪が呼ばれたのかわからず、ざわめいた
雪は、覚悟を決めたかのような真剣な顔をして
マイキーの目の前にまで出て来た
そして、暫くお互い無言で向き合う
すると突然マイキーは笑い出した
万次郎「ふっ、ははっ、なんだよその顔！！」
『エ？マイキー？』
これには雪もキョトンとした顔をした
周りも、マイキーの意図がわからず
何とも言えない表情をしていた
万次郎「もしかしてクビにされるとでも思ってたか？
そんなんするワケねーじゃん
誰がなんて言おうと東卍の特攻隊長はユキだけだ
ユキ以外なんて、オレが許さねぇ」
『...総長として、そんなコト言っちゃ駄目でしょマイキー
私は、責任を取らなきゃいけない』
雪は、真剣な表情のまま言った
334話:抗争前、決起集会2→←332話:抗争前、それぞれの思い7
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来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 更新頑張って下さい！ (11月24日 21時) (
レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 了解！あ、東リベのも更新しこないとまだ原作前だぁ (11月24日 20時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» おー！是非夢主を守る側に回って下さい！ (11月24日 19時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 自分なら一緒行って戦うかなぁ (11月24日 8時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 夢主は喧嘩強い筈なのに華奢な女の子という事もあって周りがよく過保護になっちゃうんですよねぇ...夢主を守りたい派と守られたい派が存在してます (11月24日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年7月22日 18時
