332話:抗争前、それぞれの思い7 ページ39
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いつも通りの自信に溢れた言葉と笑み
普段だったら、これを聞いて安心出来ただろう
けれど今は違う
確実に、未来で雪は死亡しているのを知っているから
居ないのだ
ドラケン同様に、マイキーの理解者である雪が
だから未来の東卍はあんな組織になってしまった
雪の恋人である真一郎、雪の兄であるワカも
反社となり、東卍にも並ぶ巨大組織を率いていた
あんな未来にならないようにする為にも
雪の死は絶対に避けなければならなかった
何より＿＿＿見た事がない筈の雪が死んだ時の光景が
頭に残り続けているのだ
武道「雪さんが強いのはわかってます！
でも...っ明日は、明日だけはっ」
『明日...？』
その2人の会話を静かに聞いていた特攻隊メンバー
そこで、つい先程武道に絡んでいた年長者が
再び近付いてきて口を開いた
「...気に入らねぇ」
武道「え？」
「なんでテメェがそんな事言ってんのかは知らねぇが
仮に雪に危険が迫ってたとして
それをオレらが見落とすとでも思ってんのか？
そこまで腑抜けてねぇよ」
武道「えっと...？そうですね？
もしかして、信じてくれるんですか？」
『(うわ、なんかヤな予感...)』
メンバー全員が過保護気味なのを知っている雪は
何かを察して表情を変えた
それとは逆に、言葉を紡ぐメンバーの顔には
笑みが浮かんでいた
「雪を危険に晒すなんざ、オレらが絶対させねぇ
でも生憎、ウチの隊長は“抗争に行くな”なんて言っても
聞く耳は持たねぇから、出来ることは1つ
オレらの隊長は、オレらで守る
だから要らねぇ心配してんじゃねぇよ新入り
オマエはドラケンを救ってくれただけじゃなく
隊長が信じた奴だ、信じる価値はある
後はオレらに任せとけ」
武道「は、はい！！」
それを聞いていた雪は納得してない様に言った
『オイ、タケミチ
よく火ィつけてくれたナ？
コイツらが過保護になるとメンドーなの
過保護なのは兄さんと真一郎だけで十分なンだよ』
武道「な、なんかごめんなさい？
(でもこれで解決したっぽい？)」
作者から
ちょっとだけ特攻隊メンバー2人に台詞を言わせてみました
雪の1コ上で、兄貴的な存在の子と
男だが、女っぽい口調と仕草をする中性的な子
他にもクセ強い子達が居ます
まず、隊長である雪も結構クセが強いからな
大体のビジュや設定は決まってるので
いずれイメ画上げれたらいいなーと思ってます！
333話:抗争前、決起集会→←331話:抗争前、それぞれの思い6
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来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 更新頑張って下さい！ (11月24日 21時) (
レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 了解！あ、東リベのも更新しこないとまだ原作前だぁ (11月24日 20時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» おー！是非夢主を守る側に回って下さい！ (11月24日 19時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 自分なら一緒行って戦うかなぁ (11月24日 8時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 夢主は喧嘩強い筈なのに華奢な女の子という事もあって周りがよく過保護になっちゃうんですよねぇ...夢主を守りたい派と守られたい派が存在してます (11月24日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年7月22日 18時
