324話:理由2 ページ31
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雪の言葉に千冬は目を見開いた
千冬「オレの方が場地さんを知ってる...？
でも、理由なんて...」
『ヒントをあげようか
圭介は東卍を、仲間を大事に思っている
で、最近その大事なモノを脅かそうとしてる
怪しい奴が表舞台に出て来た
千冬も見たコトがある奴だ
ソレが誰か、もう勘付いているンじゃない？』
千冬「怪しい奴...
もしかして！元愛美愛主、新参番隊隊長の稀咲？
場地さんはとっくに気付いてて稀咲を怪しんでた？
だから探るのに芭流覇羅に行った...？」
考えを巡らせながらそう呟く千冬に雪は笑って
頭をワシャワシャと撫でた
『ん、よく出来ました』
千冬「(雪さんに褒められた！！)
正解...？そうだとして、オレはこれから
どうすればいいっスか！？
どうすれば場地さんの役に立てれますかっ？」
『ソレは千冬自身が考えるコトだよ
千冬は、圭介の為に何がしたい？』
その問いに、千冬はすぐに答えた
千冬「オレは...場地さんの役に立ちたい
場地さんの背負ってるモンを少しでも軽くしたい
それが、オレが場地さんの為に動く理由です」
『...そっか、ソレが千冬の答えならソレが正解だ
信じて怖がらず動け
オマエのバックに私を含めた特攻隊がついてやるから』
千冬「えぇっ！？」
『この“白豹”と、かつて関東中で名を馳せてた不良達が
味方につくンだ、コレでもう怖いモノ知らずだナ？
稀咲を敵だと思ってンのは圭介だけじゃねーよ』
千冬「凄すぎる味方ができた...
ち、ちなみにいつから怪しんで...？」
『稀咲が東卍に入る前、7月ぐらいからずっと
なンかザワつくンだよ』
千冬(怖ェ...やっぱこの人はダントツで
敵に回しちゃいけねぇ人だ！！
ターゲットにされたら逃げれる気がしねぇ...)
雪のハイスペック振りに少し引いた千冬
すると雪は言う
『千冬、圭介のコト宜しくネ』
千冬「へっ？」
『圭介サ、馬鹿なクセに全部1人で抱え込ンで
後先考えず突っ走るトコあっから心配なの
幾ら私でも自分の隊があるから他にまで手ェ回ンないからサ
...幼馴染みが笑ってねェと調子狂うンだよ』
千冬「雪さん...」
『圭介は馬鹿だケド、自分の隊の副隊長を信じれねェ程
馬鹿じゃない
だから千冬の言うコトなら圭介も聞くよ
だからもしもの時は思いっきりぶつかってやって
あまりにも馬鹿過ぎたらぶん殴ってもいいから』
千冬「頼まれるまでもないです！
それぐらい出来なきゃ壱番隊副隊長は務まりませんから！」
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来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 更新頑張って下さい！ (11月24日 21時) (
レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 了解！あ、東リベのも更新しこないとまだ原作前だぁ (11月24日 20時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» おー！是非夢主を守る側に回って下さい！ (11月24日 19時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 自分なら一緒行って戦うかなぁ (11月24日 8時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 夢主は喧嘩強い筈なのに華奢な女の子という事もあって周りがよく過保護になっちゃうんですよねぇ...夢主を守りたい派と守られたい派が存在してます (11月24日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年7月22日 18時
