310話:荒れる ページ15
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味方でさえ近付くのを恐れる威圧感＿＿＿
普通の相手ならば、早々に戦意喪失して降伏する程の
威圧感を一身に向けられた場地は冷めた目をして
雪と向き合った
『圭介、テメェ今なんつった？
よく私の前でそんなデタラメ言えたナ』
場地「デタラメじゃねぇ、本気だ
テメェの言う事聞くつもりねぇから
今すぐこの手離せよ」
『あぁそうかよ、じゃあオマエは“敵”って認識でいいナ？
つーか圭介、アンタ宣言する場所を間違えたナ
私サ、東卍の領土に侵入した“敵”には痛い目見させるって
決めてンだよ
腕と足＿＿＿どっちいらねぇ？』
雪の目と声に浮かぶ“物騒”
それに戦慄したメンバーがヒュッと息を呑んだ
雪は平気でエゲつない事言うし、平気でやる
皆、よくわかっていた
折る気満々だと、誰もが理解した
答えが返って来ず、痺れを切らしたのか
雪が場地の腕に手をかけた時だった
そこでようやく雪を止めに
特攻隊のメンバー達が場地から雪を引き剥がして
取り押さえた
「そこまでです！1回落ち着いて！」
『オマエら離せ！
この馬鹿と話つけるンだよ！！』
「絶対話する前に骨折るパターンだろ！」
場地「...」
メンバー達に宥められてる雪を見てから
場地は再び皆に背を向けて階段を降りていった
その背中を見ながら雪が声を上げる
『止まれ圭介！！
今まで圭介を慕ってついてきた壱番隊の子達まで
捨てる気か！？戻って来い！！！』
千冬「雪さん...」
稀咲「ハハ、荒れてんな東卍」
万次郎「場地...」
龍宮寺「マイキー気にすんな
アイツはそういう奴だ」
万次郎「......ああ」
『...(言われたコトはやった
本当にコレで良かったの？圭介)』
雪は、稀咲を参番隊隊長に任命すると幹部で集まって
決めた後の出来事を思い出した
その日、場地と話していた
場地「雪、オレは芭流覇羅に行く」
『は...？』
場地「稀咲の尻尾掴んでやる
雪は今まで通り調べを続けてくれ
マイキーや東卍に何かあったらゼッテェ許せねぇ
前に言ったろ“もしも何かあったらオレも手を貸す”って」
『だからって...』
場地「次の集会でオレは東卍を抜ける
そん時にオレと雪が繋がってるのバレねぇように
殴るなり蹴るなりしてくれ
そうじゃなきゃ稀咲に怪しまれる」
『...本当にそれでいいのか？圭介』
場地「ああ」
『わかった...私は東卍、圭介は芭流覇羅で
稀咲を探ろう』
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来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 更新頑張って下さい！ (11月24日 21時) (
レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 了解！あ、東リベのも更新しこないとまだ原作前だぁ (11月24日 20時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» おー！是非夢主を守る側に回って下さい！ (11月24日 19時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 自分なら一緒行って戦うかなぁ (11月24日 8時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 夢主は喧嘩強い筈なのに華奢な女の子という事もあって周りがよく過保護になっちゃうんですよねぇ...夢主を守りたい派と守られたい派が存在してます (11月24日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年7月22日 18時
