309話:敵 ページ14
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メンバー達も、今まで多くの不良を見てきた
“本質”を感じ取り、見抜く事ぐらい造作もない事だった
雪の下についてから更に“目”が良くなったので尚更だ
雪が警戒を促した事で、特攻隊の今後の動きが決まった
仲間ではなく“敵”という認識で稀咲を見た
「参番隊隊長任命式を終わる！！」と言ったマイキーに
稀咲が「ありがとうございます！！」とお礼を言った
その様子を見ていたドラケンが
「何考えてんだかウチの大将は」なんて言う
ドラケンも、内心思うことがあるようだった
何とも言えない雰囲気で、集会は終わる＿＿＿＿
そう思っていた時だった
武道が稀咲を殴った事により騒ぎになった
これには雪も驚いてキョトンとして眺めていたが
『ここは特攻隊長として動かないとナ』なんて思って
前に出ていこうとした
すると、そこでまた違う人物が登場した
場地「なんだ？なんだ？オモシレェ事になってんじゃん！」
『...』
三ツ谷「場地...」
武藤「テメェ謹慎中だろ？」
武道(え？場地？誰だ？)
次の瞬間、場地は武道に殴りかかった
三ツ谷「場地、やめろや」
場地「離せや三ツ谷、殺すゾ」
三ツ谷「オマエ...何がしてぇの？」
万次郎「何しに来た？場地
オマエは内輪揉めで集会出禁にしたはずだ」
場地「今またショボいガキ殴っちまった
大事な集会ぶち壊したオレは今度こそクビか？」
武道(なんだ？何言ってんだこの人)
万次郎「...場地」
そして、場地は衝撃的な言葉を口にした
場地「オレ、芭流覇羅行くわ」
『...』
その言葉を聞いた瞬間に、雪の顔から表情が抜け落ちて
スウッと冷ややかに目が細められた
場地「問題児はいらねぇんだろ？マイキー」
万次郎「場地！！」
場地「辞めてやるよ
壱番隊隊長、場地圭介は本日もって東卍の敵だ」
そう言い終えると、場地はマイキーに背を向けて
この場から去ろうとした
その時だった
いつの間にか雪が場地の側に居た＿＿＿
そして躊躇なく場地を蹴り飛ばした
その光景を見ていた全員が目を見開いて驚いた
少し俯いて、顔が髪で隠れていたから表情はわからなかったが
その雰囲気と威圧感は、抗争中のモノと同じだった
武道「え！？雪さん！？」
三ツ谷「雪やめろ！
オマエまで内輪揉め起こす気か！？」
雪は、周りの声に一切答えることなく
起き上がろうとしていた場地の胸倉を掴んで引っ張ると
無理矢理立たせた
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来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 更新頑張って下さい！ (11月24日 21時) (
レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 了解！あ、東リベのも更新しこないとまだ原作前だぁ (11月24日 20時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» おー！是非夢主を守る側に回って下さい！ (11月24日 19時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 自分なら一緒行って戦うかなぁ (11月24日 8時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 夢主は喧嘩強い筈なのに華奢な女の子という事もあって周りがよく過保護になっちゃうんですよねぇ...夢主を守りたい派と守られたい派が存在してます (11月24日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年7月22日 18時
