308話:新参番隊隊長 ページ13
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新参番隊隊長の任命という名目で開かれた集会
「本命不在の中、誰が隊長になったんだ？」と
みんなが疑問に思っていた
そんな中、マイキーが「参番隊隊長、前に出ろ！！」と
声を上げると、ある人物達が前に出てきた
『......』
その人物達を警戒するように見つめる雪の顔は
何処か険しいモノだった
その2人が前まで出ると、眼鏡をかけた方が
マイキーに背を向けて階段に座った
それに対して、「なんて態度だ」と非難の声が上がる
そんな時だった、一緒に前に出て来た背の高い男が声を上げた
「よく聞けテメェら！！
オレの後ろに座ってる方が！！！
新参番隊隊長、稀咲鉄太だ」
武道「！！」
それを聞いた武道が表情を変えた
＿＿＿怖ぇんだよ、稀咲が
＿＿＿稀咲を殺す
＿＿＿全ての元凶は稀咲です
＿＿＿ザワつくンだよ
今までの光景が浮かび上がってきた
このままじゃ未来が変わらない
「どうする！？」と考えていた時だった
再び周りから非難の声が上がる
元愛美愛主、つまりこの前まで敵だった奴が
いきなり隊長に任命されたのだ
傘下に入り、隊員になるだけだったら
まだこんな状況にはならなかっただろう
誰もが納得しなかった
「引っ込め！！」と言うメンバー達にドラケンが
「黙れ！！」と言った
龍宮寺「マイキーの決めた事だ
文句ある奴ぁ前に出ろ！！」
その言葉に、みんな何も言えなくなってしまった
それから、続けるようにマイキーが言った
万次郎「ウチはこれから“芭流覇羅”とぶつかる！！
新興勢力芭流覇羅は愛美愛主なんて目じゃねぇほど
デケェチームだ
勝つために東卍も勢力を拡大する！！
ここにいる稀咲は愛美愛主でオレらの世代をまとめてた男だ
芭流覇羅とモメる為に稀咲は必要だ！！
参番隊、隊長は稀咲鉄太！！覚えておけ！！！」
誰も反論はしなかった
それぞれ思うことはあるだろうが
総長が表立って此処まで言ったのだ
口出しなんて出来るはずがなかった
当然、雪も納得していなかった
前々から稀咲を怪しんで警戒をしていた特攻隊のメンバーが
小声で雪に話してきた
「隊長、アイツ絶対ェ何か企んでますよ
どうします？」
『...ウチの縄張りに入ってきたンだ
逆に好機だと思え、オマエら
私らが目ェ光らせてる中で下手な真似させねぇ
ナメた真似したら、すぐに潰してやる
気をつけろよ、アイツは簡単に参番隊を乗っ取った
頭がキレるし絶対一筋縄じゃいかない』
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来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 更新頑張って下さい！ (11月24日 21時) (
レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 了解！あ、東リベのも更新しこないとまだ原作前だぁ (11月24日 20時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» おー！是非夢主を守る側に回って下さい！ (11月24日 19時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 自分なら一緒行って戦うかなぁ (11月24日 8時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 夢主は喧嘩強い筈なのに華奢な女の子という事もあって周りがよく過保護になっちゃうんですよねぇ...夢主を守りたい派と守られたい派が存在してます (11月24日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年7月22日 18時
