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306話:生きてる ページ11

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東卍のトップになるとナオトに宣言した武道は
その後、握手をして再び過去に遡った


気付けば、マイキーやドラケンと共に銭湯へ来ていて
暫く話したり、はしゃいでいたら

「そろそろ上がるか!」
「行くぞ!タケミっち」


と声をかけられて
「何処に?」と聞けば、銭湯を出てからマイキーに言われた





万次郎「タケミっち行くぞ
新参番隊隊長任命式だ」

武道「...へ?」


少し驚きながらマイキー達について行こうとした
その時だった



少し離れた所に停められていたバイクの側に
現代で失われていた“白”が居て、思わず武道は目を見開いた

そんな武道を見て、ニッと笑みを浮かべた



武道「!!」


『ん?どーしたタケミチ
幽霊でも見たような顔して
つーかオマエらだけズルくねェ?
私もお風呂入りたかったンだケド』




不満そうな顔をして、そう言う雪に
マイキーが呆れたように言う



万次郎「だってシンイチローがスッゲェうるせぇの!
この間、集会前に銭湯行ったの話したら...

「風呂上がりの雪を野郎共の前に出したのか!?
そんなのオレが許さない!!」
「風呂上がりの雪見ていいのはオレだけだ!!」
とか言って騒ぐからさぁ...」


『弟相手になんてコト言ってンの...大人げない
マイキーの兄貴だろ?何とかしろよ』

万次郎「オレの兄貴だぜ?どうにもならねぇよ」





そのやり取りを見ていたドラケンは苦笑いする



龍宮寺「真一郎君...散々な言われようだな
まぁ、ユキが絡むと本当にめんどくせぇのは同感する

つーかタケミっち、何固まってんだよ?」




ドラケンが、雪を見たまま固まっている武道に
声をかける

すると武道は肩を震わせ、涙を浮かべてグスッと鼻を啜った






武道「あ、ぁ...雪さあぁぁぁんっ!!!」

『エ?』



武道は、目の前に生きてる雪が居て
自然と涙が出て来て
それはもうガチ泣きのレベルで泣きながら突進していった


当然、奇行に走った武道に若干引いた顔をした雪は
突進してくる武道を避けた



すると武道は勢いのまま地面を転がった

マイキーとドラケンが「うわ...」と言う声が聞こえた



武道は雪の方を見ると、地面に座り込んだまま
大泣きし始めた




武道「生きてる...っ雪さんが生きてる!!
よかったあぁぁぁ!!!」


『何言ってンのタケミチ...
私がそう簡単に死ぬような弱い奴に見えるのかよ
勝手に死人にすンな、舐めンじゃねーよ』

307話:安心→←305話:次の目標



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設定タグ:東京リベンジャーズ , 東リベ , 佐野真一郎   
作品ジャンル:アニメ
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来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 更新頑張って下さい! (11月24日 21時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 了解!あ、東リベのも更新しこないとまだ原作前だぁ (11月24日 20時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» おー!是非夢主を守る側に回って下さい! (11月24日 19時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 来羅さん» 自分なら一緒行って戦うかなぁ (11月24日 8時) (レス) id: d20e4b43d8 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜さん» 夢主は喧嘩強い筈なのに華奢な女の子という事もあって周りがよく過保護になっちゃうんですよねぇ...夢主を守りたい派と守られたい派が存在してます (11月24日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来羅 | 作成日時:2023年7月22日 18時

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