東卍の白豹Part6

277話:信じて＋作者から ページ27

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雪は真一郎の頬に手を添えて答えた


『大丈夫だよ、真一郎が守ってくれたからネ』



カッコ良すぎて惚れ直したのは敢えて言わなかった
すぐ調子に乗るから

すると真一郎は雪の足元を見て言う




真一郎「嘘つけ、足痛そうじゃねーか
無理すんなよ」

『バレたか』

真一郎「バレたか、じゃねーだろ
言わなきゃバレないと思ってたか？
隠そうとしてもオレには効かねぇからな
ちゃんと覚えとけよ」

『はぁい』



『旦那様には敵わないな』なんて思いながら返事をした
それから雪は言う





『真一郎、後は大丈夫だから先戻ってて
これはウチら東卍の問題だし子供の喧嘩だよ
大人は見守るだけにして』

真一郎「雪...」


『それにいい大人なンだし、店も持ってンだから
下手にヤンチャ出来ないデショ？
総長が怪我したら駄目』

真一郎「オレの心配なんていい
雪に何かあったらどうすんだ」



心から自分を思ってくれてるのを感じて
雪は困ったように笑って言う




『ばーか、私を誰だと思ってンの？
今牛若狭の妹で東卍の特攻隊長、2代目白豹だよ』

真一郎「...」


『それに初代黒龍総長の女だしネ
実は結構強いンだよ？
私を信じて、真一郎』



その紫色の瞳で真っ直ぐ見つめられて
今度は真一郎が困ったように笑う




真一郎「嫁を信じねぇ旦那が居るか？
オレはいつだって雪を信じてる」

『ありがとう、真一郎』


真一郎は、嬉しそうに笑う雪の頬に手を添えて
優しくキスをした




真一郎「いってこい雪、気をつけろよ」

『ん、いってきます』











作者から+余談



最初の世界軸でコンクリの壁凹むぐらいバチボコに殴って
店に居たチンピラ完膚無きまでにボコボコにして
喧嘩弱い筈がないんですよねぇ、真一郎




いつも作品を読んでくださり、ありがとうございます！



実は話の更新についてお知らせがあります



明日から仕事の都合で1週間ほど更新をお休みします！
次に更新出来るのは7/1以降になる予定です


また、7月に入ってからは昇任試験の為に勉強をしなきゃ
いけないので更新が不定期になると思われます

申し訳ないです！！ごめんなさい！！
気長にお待ち下さい！！




早く話進めろよって思ってますよね！？
自分も思ってます！！


作者の中では三天戦争の辺りまで、大まかな話の流れは
出来てるんです！！

それを文章にする時間が圧倒的に足りないんです！！



話を書く気力はあるので気長にお待ち下さい！！

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