269話:お開き ページ19
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何が何でも離れようとしない真一郎に雪は
『仕方ないナ』と笑って、一緒に席へ戻った
そこからは真一郎は雪がすぐ側に居るのが
かなり嬉しかったらしく
雪を自分の腕の中に閉じ込めて上機嫌だった
周りのメンバーは
「いざとなったら雪を召喚すればいいのか」
なんて酒を呑みながら思っていた
多分コレを雪が聞いていたら
『私が犠牲になるンだケド？』とツッコんでいただろう
武臣「真の扱いよくわかってんなーユキ
今度から真の対処はユキに頼むな」
『皆も含めてサ、何年見てきたと思ってンの？
真一郎のコトなら多分タケオミ君にも負けないぐらい
知ってるよ
それに、こうして旦那の世話すンのも嫁の役目デショ』
武臣「サラッと惚気けたな？
前までは嫁って呼ばれんの照れてたくせに
全く...会った頃はあんな小さかったのに
いつの間にかこんな大きくなったな」
若狭「昔のオレと変わらねぇぐらい強くなったし」
慶三「いつの間にか真の嫁になってたしな」
するとこの3人に続くように、周りのメンバーが次々と
雪の成長を感じて褒め始めた
けれど、どんなに成長しても、大きくなっても
「黒龍の末っ子」である事には変わりないらしく
過保護なのはこれから先も変わらなさそうだった
酒が入ってるせいか、どんどん盛り上がっていき
『いつの話してンだ』なんて、雪は呆れたように笑った
すると、ズシッと肩と背に重みを感じて
チラッと真一郎を見れば寝息を立てて完全に眠りについていた
若狭「アレ？真ちゃん寝落ちした？」
『そうみたい』
雪はゆっくり体勢を変えると
真一郎の身体を横にして、頭を自分の膝に乗せて寝かせた
すると、本日の主役が寝たことで取り敢えずお開きとなった
けれどワカを含めて、呑み足りないという人達が
「居酒屋行くか！」と言って雪に真一郎を任せて
居なくなってしまった
『アレは呑み行ってカラオケ行ってのオールだナ、絶対
そンで帰って来たら睡魔に負けて夜ぐらいまで
寝るパターンだよ
ったく...皆酔っ払うと制御効かないンだから』
今までの傾向から、早くても明日の6時以降じゃなければ
帰って来ないと予測してヤレヤレと溜息をついて
眠っている真一郎の頭を撫でた
それから、リモコンを手に取ってテレビの音量を下げて
ぼーっとしながらドラマを見ていた
ふと、テーブルに目を移すと
先程まで真一郎が口を付けていた缶ビールがあった
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来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 夢主を失ってだいぶ病んでおりますね...東卍側も創設メンバーを中心に病んでます...特にマイキーは他と比にならないぐらい病んでます (7月22日 6時) (
レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» 真一郎さん達、ヤバイぐらいに黒くなってる…マイキー達もそりゃつらいですよね…敵対してるのもだけど、夢主を大事な人達ですし (7月21日 19時) (レス) @page49 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 話書いてたらおもってたよりも長くなりました...タケミっちが過去へ戻るのは続編入ってからですね！ (7月21日 7時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» シリアスは毎回苦手やぁ…はよ、過去に戻っていってやって (7月20日 23時) (レス) @page47 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 2人共夢主を失って絶望し、全てを捨ててそっちの世界に行っちゃいましたね...夢主を失ったのはかなりの損失でした...次回更新する話で真一郎とワカ登場します...救いがないシリアスです (7月20日 21時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年6月5日 20時
