278話:参戦 ページ29
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場面は、武道と三ツ谷がドラケンと合流した所まで変わる
頭から血を流すドラケンを、武道が心配していた
武道「ドラケン君...大丈夫スか!?」
龍宮寺「流石に20人が限界か...
あとは頼むぞ...三ツ谷」
武道は、目の前の愛美愛主のメンバーを見渡す
そこには探しているキヨマサの姿はなかった
「テメェら2人で適うと思ってんの?」
三ツ谷「ウッセェ、ボケ」
武道(やばい!!どっからキヨマサ君が襲ってくるのか
わかんないのに、この人数に囲まれたら守りようがない!)
明らかに分が悪すぎる人数差に
武道が焦りの表情を見せた時だった
『だぁれが2人だけだって?』
此処にもう1人居るっつーの
私を忘れて貰っちゃ困るナァ____
武道「!!」
その聞き覚えのある声に皆が振り向く
そこには雪の姿があった
武道は、その声を聞いて安心した
「この人さえ居れば大丈夫」だと思えるぐらい
頼れる先輩だったから
武道「雪さん!?」
『よっ、タケミチ』
三ツ谷「雪、無事だったか...良かった」
『あんな雑魚に誰がやられるかっての
東卍の白豹サマを舐めンじゃねーよ』
三ツ谷「相変わらず強ぇな、ウチの特攻隊長サマは
流石だわ」
『デショ?マイキーの次に強い自信あるもん
で?次の獲物はコイツらでOK?
武器持ってるってコトは喧嘩じゃなく殺し合いって
認識でいいよナ?』
喧嘩に武器持ち込むなンざ、ありえねェだろ
ふざけやがって____
そう思いながら、鋭い眼光で標的を捉えた雪が
指をボキボキと鳴らしながら前へ出て行く
するとドラケンが、雪が浴衣で動きにくいのを
察して言う
龍宮寺「ユキ、まさかソレで喧嘩するつもりか?」
『何か問題でも?確かに足は使えないケド
その分殴りゃいい話だろ
蹴りしか能がないと思われちゃ困るナ
歯ァ折るぐらいは出来るっつーの』
龍宮寺「そこまで言ってねーよ...
動きづれぇだろ?って意味だって
つーかだいぶイラついてんな?」
だいぶ、声が荒々しくなった雪に
ドラケンは困ったように笑う
すると雪は苛ついた様に言う
『こちとら久々のデート邪魔された挙げ句
旦那侮辱されたンだっての!
誰が冴えない男だァ?
誰よりもカッケェ男の間違いだろうが
確かにダサいとこあるケド、それ以上にカッケェ男なンだよ
ウチの旦那は』
龍宮寺「喧嘩の場で惚気んなよ」
思わずツッコミを入れたドラケンだった
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来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 夢主を失ってだいぶ病んでおりますね...東卍側も創設メンバーを中心に病んでます...特にマイキーは他と比にならないぐらい病んでます (7月22日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» 真一郎さん達、ヤバイぐらいに黒くなってる…マイキー達もそりゃつらいですよね…敵対してるのもだけど、夢主を大事な人達ですし (7月21日 19時) (レス) @page49 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 話書いてたらおもってたよりも長くなりました...タケミっちが過去へ戻るのは続編入ってからですね! (7月21日 7時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» シリアスは毎回苦手やぁ…はよ、過去に戻っていってやって (7月20日 23時) (レス) @page47 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 2人共夢主を失って絶望し、全てを捨ててそっちの世界に行っちゃいましたね...夢主を失ったのはかなりの損失でした...次回更新する話で真一郎とワカ登場します...救いがないシリアスです (7月20日 21時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2023年6月5日 20時