東卍の白豹

30話:双龍との出会い2 ページ31

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その出会いから暫く経って

雪が中2、マイキー達が小6になって
夏のことだった



マイキーから、「会わせたい奴がいる、此処で待ってろ」
と言われ、雪は今、場地と共に公園に来ていた

雪は暑いところが苦手で木の影になった所へ逃げていた



『子供ってよくこの炎天下の中遊べるナ
私だったら絶対ムリ』

場地「お前ほんと暑いの弱いよな」


『暑いのってどうしようもねェし
汗かくから嫌なンだよ
日焼け止めも適度に塗り直さないといけないし』

場地「え、日焼け止めって塗り直さないといけねぇのか？」

『結構落ちやすいンだよ
だから2〜3時間ごとぐらいに塗り直ししないといけないの』

場地「へぇ〜、初めて知ったワ」



『圭介も塗りなよ、私の貸してあげるから』

場地「オレは別にいいっての！
そういう事オレ達にまでするのいい加減やめろ！
この前は風呂上がりにしっかり保湿しろとか
口煩く言って＿＿＿」

『スキンケア大事なンだぞ？
せっかくお前らいい顔してンのに磨かなくてどうする』



場地「そういうとこ...女だよな、雪って」




その発言にスパーンッと頭を叩いてやった


『お前まで男扱いしてたのか！
まァ私の前でフツーにえろ本の話してる時点で
気付きはしてたケド！』

場地「い"っ！？だって雪も普通にしてるから＿＿＿」

『いつから男所帯に居ると思ってンの？
もう何とも思わないワ！！』






口論しているとそこに＿＿＿



マイキー「おい、何喧嘩してんの？
オレも混ぜろよ」

龍宮寺「またやってんのか...」


『こンな美人を男扱いって酷くない？』

場地「自分で言うのかよ」






マイキーとドラケン、そして“会わせたい奴”が来た

そいつが一歩前に出て言う



三ツ谷「はじめまして、三ツ谷隆です」

『あぁ、サイダーね』



三ツ谷「覚え方...もしかしてアンタが白豹か？」

『ん、今牛雪。2代目白豹だよ
名前知ってる奴は雪豹って呼ぶ奴もいるケド
2コ上だけどタメでいいからナ〜』




三ツ谷は雪の姿や立ち振る舞いを見て思った



三ツ谷「...カッケェな
服のセンスもすげーいい、そのミュールも似合ってる」

『...！やっと服について語れる奴が来た！
おいお前ら、隆みたいに自然と女褒めれる奴が
モテるンだよ覚えとけ
ちなみに堅は合格ナ』



場地「マジでコイツ...」

マイキー「はぁ！？オレをシンイチローと一緒に
すんなよ！！」





その必死な2人に他の3人は笑いを溢した

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