【ツイステ】咬魚達の恋物語2 (ページ6)

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散々スポットページ6

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中に入って奥の方へ歩いて行くと
目の前にゴーストが現れた

デュース「くそっ、ゴーストに構ってる暇なんか
ないっていうのに！！
走ってゴーストを撒くぞ！僕に付いてこい！」

その言葉に皆が一斉に走り出す

のだが

エース「アリア走るのおっそ！！遅すぎだろ！？」

『うるさい！！こちとら昨日陸に上がってきたばっかなの！
少しでも走れるだけマシでしょうっ！？』

ユウ「陸に上がってきた...？」

エース「あーもう！！手ぇ貸してやっから
転ぶんじゃねぇぞっ！！」

エースは1度スピードを落として
最後尾を走るアリアの側に来ると、その手を掴んで
一緒に走った

暫く走って後ろを見るとゴーストはまだ付いてきていて

グリム「ハァ...ハァ......
まだ追ってきてるんだゾ！」

ゴースト「ハァ...ハァ...！
ゆっくり...して...いきなよ...！」

グリム「ゴーストなのになんで息切れしてんだ！！」

デュース「幽霊にも肺があるのか！？」

エース「そういうの後にしてくんない！？行くぞ！！」

『っ、はぁっ、ちょっと、休ませ...っあぁもう！！』

既に息切れをおこしているアリアは休みを欲するが
その願いも虚しく
エースに手を掴まれてる為、そのまま引っ張られて行った

そしてまた暫く走って後ろを見ると
ゴーストは居なくなっていた

だが、逃げた先にもゴーストが居たのだ

走る事自体に慣れてない
しかも男子高校生のスピードに合わせて走ったアリアは
喉の奥が乾くような感覚を覚えて少し咳き込みながら
まだ息が乱れたまま言う

『はぁっ、はーｯ、ゲホッ、嘘でしょ...
(暑い、苦しい、水が、欲しい)』

エース「ここもゴーストがうろうろしてんのかよ！」

デュース「いちいち構ってたらキリがない
先を急ぐぞ」

エース「偉そうに命令しないでほしーんだけど
大体、お前があんな馬鹿な真似しなきゃ
こんなことになんなかったのに」

デュース「元はと言えばお前が掃除をサボったのが
原因だろう！！」

エース「それを言ったら、最初にハートの女王の像を
燃やしたのはそこの毛玉だぜ！」

グリム「ふな"っ！オマエがオレ様を馬鹿にしたから
悪いんだゾ！」

『は、ぁ...ほんと...男の子って馬鹿ね』

ユウ「同感」

デュース「お前たち！今の状況がわかってるのか？
朝までに魔法石を持って帰れなければ
僕たちは退学なんだぞ！」

エース「だ〜から、さっきからいちいち仕切んなよ
ムカつくなぁ」