【ツイステ】咬魚達の恋物語2 (ページ22)

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笑顔なのに、その変わり身の早さが逆に怖さを煽った

『なんて、ね。冗談よ冗談！真に受けないで頂戴』

エース「えっ？」

デュース(急に明るくなって逆に怖い...)

『そうだ、グリム君のその魔法石綺麗よね
その色の石も好きだなぁ』

グリム「ふな"っ！？み、見る目があるじゃねーか！
でもコレはオレ様のなんだゾ！！」

『取ろうだなんてしないわよ
明日からグリム君も同級生ね』

グリムよくやった！！と3人の考えが一致した

グリムとの会話で気まずい空気が消えた

グリム「ふふん、オマエ達なんかぶっちぎって
学年主席になってやるんだゾ〜〜〜！」

エース「二人で一人の半人前のクセしてよく言うぜ
まー、良かったんじゃないの？」

デュース「明日からは同級生だな
ユウ、グリム」

ユウ「改めてよろしく！」

エース「改めてそういうの、ハズいからやめない？」

デュース「フッ、そうだな
これから嫌でも毎日顔を合わせるだろう
特にこいつとは同じハーツラビュル寮だし...」

エース「毎日こんな真面目くさった顔を
見なきゃいけないかと思うと、やんなっちゃうね」

デュース「それはこっちのセリフだ、サボり魔エース」

エース「はいはい、退学に半べそかいてた
泣き虫デュースくん。んじゃ、また明日ねユウ」

『私も行く先同じだからここでバイバイね
おやすみなさい、ユウ君』

3人は鏡舎に向かい、歩いていった

ユウ「あ、名前...
あーもう、なんだかんだいい感じじゃん」

グリム「ケンカするほど仲がいいってヤツかもしれねーな
さっ、オレ様達も寮に戻るんだゾ！

明日からは雑用係じゃない
ついに...ついに！
ナイトレイブンカレッジの生徒として
オレ様たちの輝かしい学園生活がはじまるんだゾ〜！」

.

それぞれの寮に戻る為に鏡舎へ向かう3人

エース「そーいやアリア」

『なんでしょう、エース君』

エース「お前さ、クラスメートなんて教室から出てしまえば
赤の他人とか言ってたじゃん？」

デュース「あぁ...本気のトーンで言ってたな」

エース「オレ思ったんだけどさ
学園長の言う通り、一緒にバケモノ倒して
協力してトラブル解決したじゃん？

だからさ、オレ達ってもう赤の他人以上じゃね？」

『...は？』

デュース「確かにな、ここまで赤の他人と一緒に協力なんて
普通なら出来ない」

『な、何、言ってるの？』

アリアは本当に困った様に言う