【ツイステ】咬魚達の恋物語2 (ページ18)

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学園長室に着くと、ドワーフ鉱山であったことを
事細かに伝えた

学園長「ほほう、炭鉱に住み着いた謎のモンスター
それを5人で協力して倒し、魔法石を手に入れて
学園に戻ってきたと？」

エース「や、協力したっつーか...」

デュース「たまたま目的が一致したというか...」

すると突然＿＿＿

学園長「お...おお...おおお......！！！
お〜〜〜〜〜〜ん！！」

学園長が声を上げて泣き出した

『え...』

グリム「なんだコイツ！
いい大人が突然泣き出したんだゾ！？」

ユウ「アリアちゃん、ドン引きしてんじゃん...」

学園長「この私が学園長を務めて早ン十年...
ナイトレイブンカレッジ生同士が手と手を取り合って
敵に立ち向かい打ち勝つ日が来るなんて！」

デュース「んなっ！？
僕はこいつと手なんか繋いでません！」

エース「オレだってヤだよ気持ちわりーな！
つーか学園長、歳いくつ！？」

『カッコいいって言葉撤回しようかしら...』

学園長「私は今、猛烈に感動しています
今回の件で確信しました
貴方には間違いなく猛獣使い的才能がある！」

ユウ「え"、僕が！？猛獣使いって...
どんな才能だよ
ってかこの馬鹿野郎共はともかく
アリアちゃんは猛獣なんかじゃないですから！！
確かにキレたら怖いけど！！」

『反応する所そこなんだ』

エース「お前なぁ...
馬鹿野郎共ってなんだよ、聞き捨てならねぇなぁ」

ユウ「実際そうでしょ」

学園長「とまぁこの様にナイトレイブンカレッジの生徒達は
みな闇の鏡に選ばれた優秀な魔法士の卵です
しかし、優秀が故にプライドが高く、我も強く
他者と協力しようという考えを微塵も持たない
個人主義かつ自己中心的な者が多い」

『ですって』

グリム「ほとんどいいこと言ってねーんだゾ」

学園長「貴方は魔法が使えない
ですが、使えないからこそ、魔法を使える者同士を
こうして協力させることが出来た
きっと貴方のような平々凡々とした普通の人間こそが
この学園には必要だったのです！」

ユウ「はぁ...それはどうも」

エース「全然いいこと言ってなくね！？」

学園長「貴方は間違いなくこの学園の未来に
必要な人材となるでしょう
私の教育者のカンがそう言っています

トラッポラ君、スペード君、リーチさん
3人の退学を免除するとともに＿＿＿＿
貴方に、ナイトレイブンカレッジの生徒として
学園に通う資格を与えます！」

全員「えぇっ！？」