東卍の白豹Part2

66話:写真撮影2 ページ19

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雪と若狭が別の部屋に行って
少し経った時だった

急いで来たのか、真一郎が少し息を切らしながら合流した




真一郎「ごめんな！
万次郎の特服着た写真撮ってたら遅れちまった！」



武臣「オマエら行動パターン一緒かよ」

慶三「ついさっきまでワカが写真撮りまくってたぞ」


真一郎「あれ？もしかしてオレ見逃した？」

武臣「今別の部屋で次の撮影準備中
そんなあからさまにガッカリすんなよ」

真一郎「準備？」

慶三「ユキがサラシ巻いてみたいって言ってたんだ」





その言葉に真一郎の思考が一瞬停止した



真一郎「サラシ...？は！？それって前開けるってことか！？
駄目だろそれは！！」


武臣「オレに言うなって...
ユキのセンスはワカと一緒なんだから文句はワカに言え」

慶三「ユキがやりたいってなら別にいいだろ」

真一郎「雪が変態に目ェ付けられたらどうすんだ！！」

武臣「似たような事ワカも言ってたけど
“後10枚写真撮らせてあげる”の言葉に陥落したぜ」

真一郎「何やってんだよ！！兄貴だろ！！」

慶三「アイツ、だいぶ酒入ってたからな...」






そんな感じで、いい大人達がギャアギャア騒ぎ始めると
リビングのドアが開いた



若狭「うるせェンだけど？
あ、真ちゃん来たンだ、遅かったナ」

『真一郎君？特攻服姿見に来てくれたの？
どう？カッコイイでしょ、前開ける着こなし』




胸にサラシを巻いて特服の前を開けた雪が
若狭の後ろから出てきた

すると真一郎が一気に距離を詰めてきて
特服の前を閉めようとした




真一郎「雪！！オマエ女なの自覚しろ！！
そう簡単に肌を晒すな！！」

『えっと...真一郎？なンでそんな必死...？』


若狭「ひでぇナ、せっかくオレが巻いてやったのに」

真一郎「オレが巻いた...？えっ、見たのか？」





真一郎の視線が胸に移動したのに気付いた雪は
思いっきりビンタをした



『！？何考えてンの真一郎君！変態っ！！』

真一郎「い"っ！？」




『どうせ小さいなとか思ってンでしょう！？
わかってるよ！！兄さんにもマイキーにも言われた！！
これでも1つサイズ大きくなってCはあるのに！！』

真一郎「ま、待てよ！？オレは＿＿＿っ」



『マイキー言ってたもん！真一郎君が持ってる
そういう本は巨乳ばっかだったって！！』

真一郎「万次郎！？何言ってんだよバカ！！」





『もう知らない！』

真一郎「雪！？」



それを見ていた3人は大笑いしていたとか

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