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ONE ページ4

ゆっくりと目を開ける。


貴方「..................」


視線の先には見慣れたはずの天井がなく、青空が広がっている。

ガバッと起き上がり辺りを見回す。
辺り一面は木があるだけ......要するに森の中。



あの文章が本当ならウチはもう誘拐されてんのか。

貴方「物騒な世の中だねぇ...」

ババ臭いことを呟く。

そしてひとつ言わせてもらおう。





貴方「まさかのボッチ?」

しかも服が寝間着じゃなくて私服になってる。

貴方「いつのまに着替させてんだよ......」


あぐらをかいて頰に手をあてる。

貴方「...............。考えても仕方ないよねぇ」

ため息をつく。



あ、髪結んでねぇや。

いつも使っているお気に入りの赤いゴムを手から外して髪を結ぶ。


「よっ」と立ち上がる。


貴方「ひとまず人を探しましょか」


のんびりと人探しを始めた。




え、緊張感がないって?
気のせい気のせい((

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作者名:梅雨 | 作成日時:2018年1月14日 19時

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