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髪の毛クシャアてしとる。この人に厨二疑惑が浮上しました。
ユズ「いやザッくんアレたぶんナメてるだけにゃー」
鬼ヶ崎「おう、質問ついでにいいかい?」
パカ「どうぞ鬼ヶ崎様」
鬼ヶ崎「さっきから気になってたんだがこいつァなんでえ?」
パカ「ああ、そちらは第2ステージに関わる大切なオブジェでございます。じきにわかるときが来るかと」
カイコク「ふーん......まァいいや俺ァ鬼ヶ崎カイコク。戦国統治や和風のゲームを主にやってる、よろしくな」
パカ「ありがとうございますちなみに鬼ヶ崎様は第1ステージで最多の討伐数を誇っております。討伐ステージでは大変心強い人材でいらっしゃいますね」
「そりゃどーも」と受け流す鬼ヶ崎君。
パカ「これでは次のお方、どうぞ」
お、ウチの番か。
ガタッと立ち上がる。
貴方「ウチは百々露木A。得意なゲームは銃を使うやつ...サバゲーと思ってくれればいいかな。あとホラゲーと音ゲーもやってるよ。まぁこんな感じでよろしく」
最後に頭を下げた。
パカ「ありがとうございます。それでは最後ですね、逢河様」
ウチの隣の席に座ってる人らしいけど何も言わないな...
「逢河様?」とパカさんがもう一回呼びかけた。
逢河「............」ぐぐぅ
えーーーーー......
パカ「逢河様ー!?し、仕方がないですね...彼は逢河マキノ様。言葉よりも目で落とす...恋愛ゲーム実況のプロフェッショナルでございます。ただ単語実況で知られる通り彼が長い言葉を発するのは極めて稀でございます」
「実況してねーじゃねーか」と駆堂君につっこまれてる。
パカ「ともあれ、これで全員の紹介が終わりました。続いて第2ステージの選出になります」
カリン「え!?ちょっと!まだ説明が...」
無視して続けるパカさん。
パカ「第2ステージ『取り換えこっくりさん』実況者数は4名。こちらにワタクシが夜なべして作ったクジがございます。パカさんマークを引き当てたかたが...」
アンヤ「ふざけんな!誰がやるかそんな」
パカ「おや、リタイアをご所望で?」
教室の空気が変わった。
白い幕みたいなのが出てきてそこに何かの建物の映像が映し出される。
パカ「その場合失格とみなし、こちらゲノムタワー最下層にあります『白の部屋』へ強制収監いたします。他の皆様が一番ビューを達成するまでずっとひとり、4畳半の密室で延々待機となりますが」
次は今パカさんが言ってた部屋と人1人が映っていた。
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作者名:梅雨 | 作成日時:2018年1月14日 19時