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日「そういえばAさんって影山と会ったりしてるんですか？」
事の発端はストレッチ中の日向の何気ない一言だった。
『え？あー…そういえば高校卒業してから会ってないかも』
日「え！意外っすね！なんか頻繁に会ってると思ってました！」
『そう？まあ私卒業してすぐ海外行っちゃったのもあるし、飛雄ちゃんもあんまり自分から連絡してくるタイプでもないもんね』
日「Aさん卒業してあいつすげぇ寂しそうにしてましたよ！連絡したいけどできなくて、月島にめっちゃいじられてましたね」
『えっ超可愛いじゃん』
そういえば日本帰ってきたのも言ってないな…なんてぼそっと呟いたら、
日「そうだAさん！写真撮って影山に送ってやりましょ！」
『いいけど飛雄ちゃんもそんな暇じゃないから見ないでしょ』
ストレッチを切り上げた日向は私の話も聞かずに携帯を取りに走っていった。…後ろ姿小型犬みたいで可愛いな。
ぽつんと一人残されたそんな私の元に日向と入れ替わりで侑くんがやって来て私と同じようにしゃがんだ。
『あ、侑くん。ストレッチちゃんとやった？』
侑「おん、やった。もうストレッチをサボる俺はどこにも居らん！」
『…それが普通だけどね』
侑「それよか翔陽くんと何話しとったん？」
えらい楽しそうやったな、なんて私と日向に不思議そうな顔で交互に視線を送る。…楽しそうだったか？
『んー、飛雄ちゃんの話』
侑「飛雄くん？」
『うん。会ってないなぁって話になって、そしたら日向が写真撮って送ってやりましょ〜って。ね？日向』
ちょうど携帯を持って戻って来た日向に話を振ると、「？」みたいな顔で首を傾げた。え、めっちゃ子犬じゃん可愛い。
侑「なんやそれ！むっちゃ楽しそうやん！俺も混ぜてや♡」
『いや侑くん空気読んでよ。高校時代の可愛〜〜〜い後輩との戯れ邪魔しないで』
侑「辛辣すぎん？ええやん俺の一人や二人くらい」
日「侑さんが二人いたらそれは治さんですね！」
侑「おもんないで翔陽くん！」
『日向、侑くん放っといて撮ろ』
ギャーギャーうるさい侑くんを無視して日向と二人でカメラに向かってポーズを取るも、どうしても画面に入ってこようとする侑くん。
『ねえ侑くん！大人しくしてて！』
侑「俺かて入りたいんやもん！」
木「お前ら何してんのー？」
…もっと厄介な人が来てしまった。
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A・O・I(プロフ) - ぽんこつさん» コメントありがとうございます！煮詰まってあまり更新できていませんが頑張ります(T_T) (2022年2月3日 20時) (
レス) id: 411bf3a426 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんこつ(プロフ) - 凄くいい作品んです!続き頑張ってください! (2022年2月3日 17時) (レス) id: b62fb1fea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：A・O・I | 作成日時：2021年5月17日 11時
