愛されたいだけなの【ツイステ】 (ページ13)

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最終章:私は、ありのままで。ページ13

『ごめんなさい。なんて言っても、許されるわけが、ない、のに、なんで、』

ああ、私はなんてことをしてしまったんだ。

記憶がなかったとはいえ、大事な人を傷つけて、酷いことをしたんだ。

もう、どうすればいいんだ。

私が生きるなんて、そんなの、罪なんだ。

『ああ、あ、あああ、、、』

明日から、どんな顔して、学校に行けばいいの？

わからない。

とりあえず、寝れば、そうすれば、全然を忘れられる、から。

もうどうすればいいんだろう

Aに、聞けば、いいのかもしれない。

『Aー。明日からどうすればいいんだろう。』

A「いつもと変わらないように接していけばいいんじゃないの？」

『そう、かもね。』

A「大丈夫。何かあったら、私たちでなんとかすればいいんだから。」

『そう簡単にはいかない気がするけど、、、私たちなら、大丈夫よね！』

A「もちろん！」

大丈夫だって、信じれば、救われる。

次の日

『お、おはよ〜、、、はあ、』

ﾓﾌﾞ「どうしたんだ、、、？またAにいじめられてるんじゃ、、、」

『そ、その件なんだけど、ちゃんと和解したから。もうAを悪く言わないで。わかった？？』

ﾓﾌﾞ「もちろん！！結衣さんの願いならもちろんだよ！！」

私は、前とは違う。

大事な人を傷つけて、かわいそうな被害者になりきり、Aを見下し、私が一番になる。

もうそんな私じゃない。

過ちに気付いた今は、やり直すだけ。

道を踏み外したら、もう一度道を正せばいい。

記憶がなかった私を見捨てずに助けてくれたAに感謝をしなければ。

みんな、ありがとう

これからは、私は。

ありのままの結衣として。

私として。

生きていくから。