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sk「あっ！あべちゃーん！」
ab「あれ、翔太もいる」
「よ。」
sk「ねぇねぇ、あべちゃん覚えてる？引退するときの大会で翔太が盛大にミスしたやつ」
「おいやめろ」
ab「あぁ、笑 うん。片手挙げるところを翔太が1人だけ堂々と両手を横に広げたやつね」
「だぁ！掘り返すな！」
ru「ふふっ、あれ面白かったです。あの慌て具合」
「誰だ撮ったやつ、そしてお前も後輩に広めるな！！」
sk「俺じゃないもん、顧問が是非見ましょう！って言うからぁ」
にゃは、と彼独特の笑い方をした佐久間に軽くパンチする。別にいいんだけどさ。
「阿部と佐久間はこれからデートなわけだ」
sk「まぁね！」
ru「えっ！あ、コーチの恋人さん！？」
ab「ふふっ、どうも」
「こいつも6人のうちの1人だから。こいつら真逆なの色々と」
sk「そんなことないよねー？」
ab「…まあ、共通点は少ないかな。笑」
ru「あっ、ちょっと見ててわかります」
ケラケラと楽しそうに笑う。
佐久間も阿部も、うまくいってんだなぁ。
映画の時間が迫っているという2人と別れ、再びラウールと共に歩き出す。
楽しそうに青春時代の話をする彼をみて、若いっていいなぁ、なんて思う。
あの青い時代に戻ってみたい。
そしたら今度はもっとちゃんとうまくこの気持ちと向き合えると思う。
「…あ、」
dt「あれ、ぴったりだ」
「ごめん待った？」
dt「いや今きたとこ。翔太遅刻するかなって思ったんだけど…」
「俺もう遅刻常習犯じゃねーから」
dt「ふふっ、ごめんごめん。…えーっと、村上くん？」
ru「宮舘さん！？翔太くん今日宮舘さんとの予定だったんですか？！」
「まあ」
ru「お疲れ様です！お二人仲良かったんですね」
dt「ふふっ、仲良いっていうか、幼馴染だしね」
「こいつもお前の先輩。ダンス部。俺とシンメだった」
ru「え！？」
漫画みたいな驚き方をするラウールが面白くて仕方なくて。
くすくす笑いながら涼太の隣に立つ。
「…で、俺の恋人」
dt「…っ」
ru「え！！？」
今日イチの大声がでたラウール。すいません、なんて謝りながら俺と涼太を交互に見ていた。
「っくく、じゃあな。涼太行くぞ」
dt「え、あ、また」
ru「ええっ！！今度会社で色々聞かせてくださいね！！」
えー、それはどうしようかなぁ。
涼太の手を引きながら、人混みをかき分けてその場を離れた。
ちらりと振り返れば、真っ赤になった耳が見えて。
俺も俺で恥ずかしいけど、涼太の余裕のない顔が嬉しかった。
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鯱(プロフ) - わたたいさん» すみません、こちらの物語の設定での病のお話はお受けできないです。せっかくコメントしていただいたのにお答えできず、申し訳ないです。 (11月9日 18時) (
レス) id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 鯱さん» 病でも大丈夫ですか？ (11月8日 22時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
鯱(プロフ) - わたたいさん» こんばんは。読んでいただきありがとうございます！先にリクエストの内容を教えていただいてもよろしいですか？内容によってはお答えできないかもしれません。返信お待ちしております。 (11月8日 22時) (レス) @page17 id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 鯱さん» こんばんは!リクエスト大丈夫ですか？ (11月7日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
鯱(プロフ) - 空白さん» ありがとうございました！！ゆっくりにはなりますが書いていきますのでよろしくお願いします！！ (9月27日 23時) (レス) @page10 id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯱 | 作成日時：2023年8月10日 13時
