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「…おはざーす」
ぱらぱらと返ってくる返事。
自分のデスクに腰をかけて、スマホを取り出す。
dt『おはよう。今日の夜、一緒にご飯食べよう』
画面に表示された“宮舘”という文字。
トーク画面を開けば、昨日のやりとりも表示される。
昨日の前の文字は全部、俺に向けられた誕生日を祝う言葉だけだったのにね。
『おはよ、りょーかい』
そうと決まればやることはただ一つ。
目の前の書類を定時までに片付けるだけ。
mm「おはようございます」
「おはよ。今日は外？」
mm「はい。ラウール連れて行ってきます」
「ん、気を付けて」
kj「翔太くんおはようございます！」
「おはよ。元気そうじゃん」
kj「んふ、わかります？お昼一緒に食べましょーね」
「はいはい」
mm「康二、俺定時までに戻ってくるから一緒に帰ろう」
kj「あ、ごめん！今日同期と飲み会やねん」
mm「…」
kj「拗ねてる？ごめんな！ずっと前から決まっててん！笑」
……おうおうおう。
こいつらは本っ当…
ru「目黒さんそろそろ出ますよ！」
「村上、目黒引き摺ってでも連れてけ。康二は戻れ」
kj「はあい。めめ、またな」
ru「はーい。あ、渡辺さん、戻ったら聞きたいことあるんですけど大丈夫ですか？」
「おー。定時までに戻ってくるなら。俺今日外出ないから」
ru「やった！ありがとうございます！」
長身の彼にズルズルと引き摺られて出て行ったイケメン。
あーあ、ほんっとあいつ、残念なイケメンだわ。
…まあ、その元凶である向井康二という人間が一筋縄ではいかないということなのだろうけど。
「部長、これ頼まれてた資料です」
部「さすが、仕事早いね」
「あざっす」
部「…あ、そう言えば、〇〇商社の北村さん？って方が渡辺と連絡取りたいって言ってたけど」
「…あー、それ仕事じゃなくてプライベートの方だと思うんで、ほっといてください」
部「あぁそう。勿体無い。あんな美人なのに。やっぱりイケメンは考えてることが違うねぇ」
「部長、それセクハラですよ」
ニヤリと笑って席に戻る。
確かに女性からの誘いは少なくないけど、それに乗ってた時期もあったけど。
今は涼太がいるから。
『康二と昼飯食うけど、来る？』
涼太とのトークにそう送りつけて、キーボードに手を乗せた。
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鯱(プロフ) - わたたいさん» すみません、こちらの物語の設定での病のお話はお受けできないです。せっかくコメントしていただいたのにお答えできず、申し訳ないです。 (11月9日 18時) (
レス) id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 鯱さん» 病でも大丈夫ですか？ (11月8日 22時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
鯱(プロフ) - わたたいさん» こんばんは。読んでいただきありがとうございます！先にリクエストの内容を教えていただいてもよろしいですか？内容によってはお答えできないかもしれません。返信お待ちしております。 (11月8日 22時) (レス) @page17 id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 鯱さん» こんばんは!リクエスト大丈夫ですか？ (11月7日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
鯱(プロフ) - 空白さん» ありがとうございました！！ゆっくりにはなりますが書いていきますのでよろしくお願いします！！ (9月27日 23時) (レス) @page10 id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯱 | 作成日時：2023年8月10日 13時
