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dt「…俺、翔太が好き。簡単に諦められないくらい、翔太を愛してる。俺の恋人になってくれませんか」
視界がぼやける。
涼太が見えにくくなって、拭っても拭っても止まんなくて。
「…俺のこと、もう好きじゃなくなったんだと思ってた」
dt「そんなことない。いつからかわかんないくらい、翔太に片想いしてるんだから」
「……呼ぶの拒んだじゃん。“もう戻れない”って」
dt「あー、それ、呼んだらもう、戻れないって意味だったんだけど」
「どういうこと、？」
dt「今頑張って諦めようと、距離取ろうと必死になってるのに、好きな人の名前呼んだら、翔太を諦める道に戻れなくなっちゃうってこと」
「…わかり、にく」
すん、と鼻を鳴らして深呼吸。
そんな俺の右手をきゅっと掴んで、微笑んだ。
dt「で、返事は？」
「…こんな俺でいいなら、よろしくお願いします」
dt「翔太がいい」
「おれも、涼太がいい」
今度は俺から抱きしめた。
抱きしめたというより、抱きついたの方が表現は正しいかもしれないけど。
そしたら逞しい腕で抱きしめ返してくれて。
ふわりと涼太の匂いがする。
あの頃の涼太とは違う、香水が混ざった匂い。
けど、涼太らしいかも。
俺、こんなに幸せでいいのかな。
みんなに背中押してもらって、涼太に愛をもらえて。
これ以上ない幸せを感じてるけど、それでもいい？
dt「はぁ。好き」
「…ん、俺も」
dt「やけに素直だね。そーゆーところ好き。もちろん普段の翔太も好きだよ」
「まってまって、ストップ！もたないから！」
dt「無理。はあ、好き。好き」
「っ、、やばいってぇ、」
dt「耳真っ赤。笑」
完全にからかいモードに入ってる。
そうだ、涼太は元々イタズラ好きだった。
「…あ、帰らなきゃ」
dt「なんで？」
「涼太が帰れって言ったんじゃん」
dt「え、あ、そっか。じゃあ帰らないで。もう少し感じてたい」
「どうしよっかなぁ」
dt「ねぇ、笑 ニヤついてるのバレてるよ」
あ、そう？
バレてんだ、俺が仕返ししてんの。
まぁ、そうだよね。涼太だもん。
dt「キスしていい？」
「ばっ、、今まで許可取ったことないくせに何いきなり」
dt「それはごめん。でも大事にしたいんだよ、恋人なんだから」
「う、」
dt「ふは、可愛い。ねぇ、していい？」
「…好きにしろ、」
可愛くない強がり。
でも涼太は俺の本心を見抜くのが上手いから。
ニヤリと笑って、ちゅ、とライトなキスをした。
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鯱(プロフ) - わたたいさん» すみません、こちらの物語の設定での病のお話はお受けできないです。せっかくコメントしていただいたのにお答えできず、申し訳ないです。 (11月9日 18時) (
レス) id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 鯱さん» 病でも大丈夫ですか？ (11月8日 22時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
鯱(プロフ) - わたたいさん» こんばんは。読んでいただきありがとうございます！先にリクエストの内容を教えていただいてもよろしいですか？内容によってはお答えできないかもしれません。返信お待ちしております。 (11月8日 22時) (レス) @page17 id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - 鯱さん» こんばんは!リクエスト大丈夫ですか？ (11月7日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
鯱(プロフ) - 空白さん» ありがとうございました！！ゆっくりにはなりますが書いていきますのでよろしくお願いします！！ (9月27日 23時) (レス) @page10 id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯱 | 作成日時：2023年8月10日 13時
