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亮平side
真「りょーちゃーん！！」
「んふ、はーい」
俺の姿を見つけて全力で手を振る真都。運動会だからか、いつも以上にテンションが高い。
翔「あいつ、恥ずかしくねぇのか」
「1年生だもん。初めての運動会だし」
辰「待って、康二ガチガチじゃん」
照「毎年そうだよあいつは」
涼「蓮の気合いの入り方もすごいけど」
「3人とも個性的すぎるでしょ、笑」
純粋に楽しむタイプと、かなり全力でやるタイプ、緊張でガチガチのタイプ。三者三様。それが面白すぎて。笑
辰「大介？水分取っとけよ？」
大「あ、うん」
翔「…てかお前、もう赤くね？早。日焼け止め塗った？」
涼「ほんとだ。ちょっと日陰いこ。まだ始まんないから。父さんたちここにいてね」
照「ん。みんなも熱中症気をつけて」
まだ来て30分ほど。なのに大ちゃんの白い肌は赤くなっていた。運動会日和の今日。10月とはいえ、日中はまだ容赦なく太陽が照りつけてくる。
大「…肌、あんま強くなくて。長袖着て帽子かぶってるんだけどなぁ」
「暑そうだもんね。ちゃんと水分とろ。脱水が怖い」
翔「日焼け止めこれ？」
大「ん、でもあんま効いてないかも」
涼「んー、一回冷やそっか。顔真っ赤」
翔「もしかしてものによっては肌荒れとかもする？」
大「ん、するかも」
翔「そっか。合うやつ今度探そ」
「そうだね。大ちゃんさ、3人が出てないやつの時はここで休も。悪化したらしんどいでしょ」
涼「そうしよっか。お弁当もここで。今日あっついもんね」
大「…ん、ごめんね」
しゅん、としてしまった大ちゃんの綺麗な黒髪を撫でる。年下にこんなことされるの嫌かな、なんて思ったけど、振り払われることはなかった。
翔太くんと涼太くんが付いててくれるっていうから、俺はパパたちのところに戻る。大ちゃんの状態を説明して、そのままその場所から康二たちを見ていた。
蓮「大ちゃん！翔太くん涼太くん！見た！？俺徒競走1位！！」
大「んふふっ、見た見た。蓮くんかっこよかった」
真「まい3位…」
「真都も速かったよ。かっこよかった。ダンスも頑張ったね」
康「…俺の綱引きはぁ？見た？」
翔「見た見た。惜しかったなぁ」
涼「ほんと僅差だったね」
午前の部が終わって、3人と合流して日陰に弁当を広げる。たつくんは真都の可愛いダンスの余韻に浸り、パパはニコニコしながら3人を見つめていた。
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鯱(プロフ) - ぴぃさん» ありがとうございます…！！めちゃめちゃ嬉しいです！ゆっくり更新ですがこれからもよろしくお願いします！ (9月7日 16時) (
レス) @page47 id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ - 初めてコメント失礼致します。主様の作品全部好きでいつも見てますが、特にこの作品が好きです。家族のお話って年齢設定だったり関係性を書くのがとても大変だと思いますがいつも温かい家庭を見せてくださりありがとうございます。これからものんびり書いてくださいね。 (8月28日 17時) (レス) id: 25bcef5482 (このIDを非表示/違反報告)
ay(プロフ) - naruyuki0501さん» ありがとうございます。自分なりに何度も何度も書き直しながら書いてるのでゆっくり更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2023年3月14日 18時) (レス) id: 621b904b7b (このIDを非表示/違反報告)
naruyuki0501(プロフ) - いつも、少しずつみてます。自分も色々悩んでるので読んでで支えになります。救われてます。体調に気を付けて、更新していってください。 (2023年3月14日 15時) (レス) @page16 id: ddb2e6c93f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯱 | 作成日時：2023年2月28日 8時
