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弄ぶようにチロチロと舐められる度に跳ねる自分の身体。空いていた右側は指先で優しく摘まれ、両方の飾りを同時に責められる。
そんな中ふと顔を上げた裕翔と目が合った。俺が掴んでいたせいで髪を乱れさせた姿が悔しいくらいかっこよくて。前髪の隙間から微かに覗く目が男の色気たっぷりに細められて、俺の被虐心を煽った。
「ピクピクしちゃってかわいい。感じちゃう?」
「…うっ……」
それでも、僅かに残った意地が自分で認めるの拒絶して。返事に困って眉を寄せると、一瞬目線を落とした裕翔はなぜか嬉しそうに俺を眺めていた。
「戸惑ってるみたいだけど、身体はやっぱり正直だよね…」
胸を這っていた手が止まったかと思うと、裕翔は俺の胸元で皺になっていたシャツを器用に抜き去ってベッドの下へ落とした。一瞬にして脱がされたシャツに気を取られていると、腰骨を伝って下着に忍び込もうとする手に意識が引き戻される。
「やっ…待って…」
独り言のように出た声は、裕翔を制止することはできなかった。膝を立てていたから下着ごとハーフパンツは簡単に脱がされてしまい、裕翔の眼前に熱を持って反応した自分のモノが曝されてしまう。
「ほら、ね?」
もう分かっちゃってるでしょ?と、少し身体を起こした裕翔に言われ思わず脚を寄せる。
こういう展開になるのは勿論分かってたけど…。
やっぱり恥ずかしい…。
裕翔の視線を痛い程感じて、身体中の血液が沸騰するようだった。
「あ…や、見んな…」
「隠さないで」
膝に手を置かれ、身体を丸めるように寄せていた両脚を割り開かれる。そのまま間に滑り込んで上体を被せてきたから脚がさらに押し広げられ、上向いた雄が為す術もなく天を仰いだ。
ああ、顔が熱い…。
熱いのに…この状況に興奮してる自分がいる。
どうしようもない羞恥に身を焦がしていると、俺に伸し掛ることで裕翔の腰を覆っていたタオルがつっぱり解け、はらりと前が落ちかける。今度こそ、俺の顔の両側に手を着いて覆い被さろうとした裕翔はそれに気づいて、邪魔だと言わんばかりに投げ捨てた。
「ね…一緒なら、恥ずかしくないでしょ?」
優しい声とは裏腹に、纏うものがなくなった裕翔は、さながら獣のようだった。
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アキラ(プロフ) - しろくまさん» わっ、しろくまさん早速コメありがとうございます!私の頭の中はゆとひかでいっぱいです(笑)ビジュアル無敵のゆと最高ですー☆にゃんの名前呼びはガチで聞きたい勢です(笑)更新頑張りますね! (2018年7月1日 19時) (レス) id: f169dfc484 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - やって来ました。楽しませていただいています。ゆとひか…いつなんどきもイケメンのゆと君と何しても可愛いひかにゃん。ビジュ最高〜!ひゅーひゅー★ゆとくん呼びは逮捕案件〜萌えすぎる〜!更新、楽しみにしてますね。 (2018年7月1日 11時) (レス) id: f22c03c885 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - こんぺいとうさん» 初めまして!ゆとひか、アリ岡ですか?とても嬉しいです!これからもキュンキュンしてもらえるように頑張りますね(^-^)コメントありがとうございました。 (2018年4月12日 21時) (レス) id: f169dfc484 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - 初めまして!!読ませて頂きました!ゆとひか……アリ岡ですね。光くん、可愛くて読んでるこっちがきゅんとします。これからも頑張ってくださいね! (2018年4月12日 1時) (レス) id: aef38d8764 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - ねね子さん» ねね子さん、こちらへもコメントありがとうございます!一緒にゆとひかを語れるお仲間さんがいるの、とても嬉しいし心強いです!またゆとひか語りましょうね!まだまだ占ツク慣れないですが、ぼちぼち更新していこうと思ってますので、温かく見守ってください(^ω^) (2018年4月11日 7時) (レス) id: f169dfc484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アキラ | 作成日時:2018年4月9日 3時