今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:99,162 hit
小|中|大
EP.38【てつや】 ページ38
玄関にAの靴が無いのをみて
急いで外に出る。
エレベーターがなかなか来なくて
この待ち時間をこんなにももどかしく
思うのは初めてだった。
走って階段を降りた方が早いかもしれん。
そう思って非常階段を駆け下りる。
なあA。
どこいくんだよ。
まだ出会ってたった1日だけど、
俺たちから離れて平気なんかよ?
帰る家はないんだろ?
頼る人だって、おらんのだろ?
だから、ここにいたんだろ?
俺ら、まだAの為になにもしとらんよ。
助けるっていったやん。
ここはAの新しい居場所だ。
俺たちが、Aの居場所になるから。
きっと守るから。
て「A!!」
それに、俺は、俺たちは。
まだ君の笑顔を見ていない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
106人がお気に入り
設定タグ:東海オンエア
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:とーの。 | 作成日時:2018年7月30日 21時