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EP.4 ページ4

男達が去り、無人になった部屋で
震える体でなんとか立ち上がり、
クローゼットをあさる。

Tシャツとジャージを取りだし、
着替えるが震えと、全身の痛みで
なかなか進まない。


やっとの事で着替え終わり、
窓を開ける。


軽く身を乗り出して地面を見る。

遠くに映る地面に身震いするが
私はどこか冷静だった。



ここから飛び降りたら。


幸いにもこの部屋は2階だ、
怪我をすることはあっても死ぬことは
ないだろうし死んだところでそれもありかな、
とぼんやり地面を見つめる。



どこかで、にゃぁと猫の鳴き声が
聞こえた。


それを合図に、私は飛び降りた。

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作者名:とーの。 | 作成日時:2018年7月30日 21時

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