シルクの妹であるマサイの彼女は愛されすぎです。

34//マサイの悩み ページ34

マ「……」


ここまで来たか。家に帰ると手紙か挟まっていた。


マ「ついに家まで特定された」


一ヶ月ほど前からついったーのDMから始まり
個人アドレス、電話番号までも特定され
嫌がらせが始まった。

内容は……

【Aちゃんと別れろ】

Aに好意を持っているもの。
しかも、Aの名前まで知っている。
動画やついったーでもAの名前は出てない。
推測は出ているがどれも的外れ。


マ「Aに、何も無ければいいんだけど」

ピンポーン

マ「ん……？はーい」

『マサイー、撮影しよーって』

シ「早く開けろー」

マ「ああ、はい」


『おじゃましマース』


手紙を見つからないよう本棚に挟めた。

撮影も終わり寛ぐ。


マ「……ねぇ、A」

『んー？』

マ「…最近、変わったことない？」

『え？変わったこと？』

マ「うん」

『んー……ないかな！』

マ「そう」

『…マサイ』

マ「？」

『マサイこそ、なにかないの？』

マ「え？」

『最近、マサイなにか考え事が多いみたいだから』

マ「あぁ……引越し、考えてて」

『え？』

シ「え？引越し？」

マ「あぁ」

『どして？』

マ「まぁ、ここも長いし」

シ「そうだな。で、宛はあるのか？」

マ「まぁ、」


前から引越しを考えてたのは本当。
家も特定されたし、そろそろまじで。



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