ヤキモチ ページ50
帰り道冬のひとけの無い夜の海に寄って、暫く波の音を聞いていた・・・
横山「こんな所しか連れて来てやれへんけど、Aの事ほんまに大切に思ってんねんで」
「私には幸せ過ぎる位、ありがとう」
横山「Aはほんま安上がりやわ(笑)普通の子なら海外旅行連れてけとか、ブランドのバッグ買えとか注文多いのにな」
「一緒に居られれば他に何もいらないよ」
横山「A愛してる」
「私も・・・」
横山「少し寒なってきたなぁ、帰ろか？」
「うん」
「ただいま」
大倉「おかえりー楽しかった？」
「はい」
大倉「良かったなぁ」
横山「今度は一緒に行くか？」
大倉「行くよー今度はおいていかんといてや(笑)」
「一緒に行きましょう、大きなお風呂」
大倉「そやな・・・」
横山「今日はクタクタやから、先寝るわな」
「運転お疲れ様でした。ゆっくり寝て下さいね」
横山「おやすみ」
大倉「おやすみ」
「急に出かけてしまってごめんなさい、食事済みました？」
大倉「局の弁当ずっと食べてたわ」
「飲みますか？おつまみ作りますよ」
大倉「ええわ」
「そうですか」
大倉「ありがとう」
「なんですか？改まって(笑)」
大倉「たった2日やのに、絶望的に寂しさ襲って来てな、眠れへんかってん・・・」
「大丈夫・・・何があっても戻って来るから」
大倉「一人暮らし長かったのに、可笑しいやろ？」
「そんな事無い、その寂しさ私が1番良く知ってるから」
大倉「なぁ・・・横ちょにどんな事されたんや」
「大倉さん・・・」
大倉「横ちょ今頃Aとって考えただけでおかしくなりそうやってん」
「・・・」
大倉「Aこっち来いや」
いつもと違う態度に、恐る恐る近づいた
「どうしたの？」
大倉「俺のもんや、俺だけの・・・」
乱暴に下着を脱がせて、その場でいきなり後ろから挿入してきた
「痛い・・・こんなの嫌」
大倉「俺の心の痛みはもっとやで」
「お願い・・・あっ・・・痛いよ」
大倉「おとなしくしろって、今に良くなるやろ？」
「こんなの大倉さんじゃない・・・やめて」
大倉「黙ってろや」
口を塞がれ無理やりされてしまった。
何でこんな酷い事・・・私のせい？
私がこんな事させたの？
大倉「もう寝る」
どうして・・・私はどうしたら良いの？
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作者名：BLUE ako | 作成日時：2018年1月8日 12時
