動揺 ページ44
大倉「ただいまぁ 」
「おかえりなさい」
大倉「どうした？元気無いやん」
「今日村上さんが来ました」
大倉「何しに？」
「昨日の事を・・・」
大倉「あー、あれか」
「怒られたんじゃないですか？」
大倉「えーねん、ちょっと説明足らんかっただけやし」
「事務所の方が大騒ぎで、ヘタしたらこの家も無くなるって・・・」
大倉「ひなちゃんは大袈裟やねんてー何も心配いらんよ、大丈夫やって」
「でも・・・私がわがまま言ったから・・・ごめんなさい」
大倉「俺の意思でやった事やねんからAは何も心配せんでえーよ」
「・・・」
大倉「泣くなやぁーせっかく楽しい想い出作りしたんやから、楽しい事だけ考えてたらえーねん、なっ？」
「はい」
大倉「お腹空いたぁー、ご飯何？」
「すぐ準備するね」
大倉「はなちゃーん、寂しかったかぁーよーしよし」
ゴロゴロ・・・にゃぁー
大倉「2日居ない間ににゃぁーって言うたで(笑)」
「ほんと？成長してるんだねー(笑)」
大倉「そやな」
「はい、お待たせしました」
大倉「カツ丼だぁー！ありがとう」
「はい」
大倉「ご馳走様ぁーやっぱり肉食べなパワー出ーへんわ(笑)」
大倉「・・・どうしてん」
「こんな楽しい毎日が無くなる日が来るのかな・・・」
大倉「ここが無くなっても、俺はAを離さんから、なっ」
「大倉さんの事本気で好きになっちゃって・・・傷つかない様に距離を取ってたはずなのに・・・」
大倉「もう言うな・・・」
大倉さんは優しく抱きしめてくれた
もう離れたくない・・・
「好き・・・大好き」
大倉「解ってる、俺もやで」
大倉「おいで、Aの心配が吹き飛ぶ位愛してやる」
「大倉さん・・・」
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作者名：BLUE ako | 作成日時：2018年1月8日 12時
